日韓齟齬為何分而不合?
【Comment】韓國因為對中經貿依賴、中國軍事抬頭與歷史問題而惹出竹島事件。現在,風雲驟。但,韓國要想想:以後會不會因為「竹島從屬韓國」而疏遠美日,最後重演古代「高句麗臣屬於中國」的故事?台灣的「中華台北」政府暗中與中港聯合保釣,坐實了「台灣屬於中國」,不也是類似的?為了一個島而出賣整個國家,沒有比這更笨了。
【Translation】日本首相與韓國總統在慰安婦與竹島問題上,激發了原本的保守基因也讓友誼也變差。兩政府雖然未公佈,但外交圈消息指出,實際上在去年10月的首爾、12月的京都,兩人曾交換微妙的對話。其中之一就是中國問題,包括關切中國急速的軍備擴充與在東海與南海的強硬姿態。李明博去年10月訪美時與歐巴馬簽署因應中國抬頭的協議。對此美國向野田首相做了說明,表達美日合作的意圖。李明博此次的行為就韓國統而言相當不尋常。韓國相鄰著中國,也與日本有歷史問題。韓國安保問題專家說「因此,韓國與美日不同,必須極力避免刺激中國。無法考慮與日本團結一起進行對中外交。」保守的政治家李明博藉此跨越禁忌與日本合作進行對中外交。但,畢竟非長久之計,終於急速變為「反日總統」。熟悉韓國情勢的神戶大學木村幹教授說「美日對中戰略的共享與合作很強。韓國李總統願意加入,但韓國的輿論卻不做如此想。」主要的理由有二:「韓國對中貿易依存度已經超過兩成,凌駕對日與對美的合計。其次,中國的海空軍力增強,韓國軍力已無法抗衡。」包括古代高句麗的臣屬,韓國與中國也有歷史問題。海洋權益的紛爭相當強。在對中外交的大戰略上,日韓的立場會很不一樣。加上,若與國家大戰略相合,和敵國、有領土爭議的鄰國聯手合作的情況也不罕見。韓戰中激烈對幹的美中在戰後20年,為了圍堵蘇聯也閃電式的修好,讓世界嚇一大跳。日韓也不例外。冷戰中,兩國僅僅為對抗蘇聯而合作,正常化之後,也未因竹島問題而產生重大對抗。日韓方面消息來源指出:「韓國唸茲在茲的是背後操控朝鮮攻勢的蘇聯,所以領土問題暫且放一邊。」蘇聯消失後,朝鮮的一般戰力衰退,日韓間的戰略連結就變得薄弱,這是目前日韓對立的底蘊。中國當局對美日關係也有類似的疑雲。「為何日本受到美國核彈攻擊並捲入貿易戰爭,卻與美國成為同盟國?」日本被丟核彈、日本也對美進行珍珠港偷襲。美日間也有未解決的歷史問題。是蘇聯的存在讓兩國團結在一起。日本政府消息來源說,現在是「中國抬頭美日同盟產生向心力。」鄰國的領土與歷史問題,越說越亂講也講不清。即便如此,相互間能「不對罵」的話,就可超越對立進行合作。面對強大且不安定的中國的抬頭,是該克制的時候。
日韓に亀裂 なぜ、手を結べないのか(風見鶏)◎日經(2012.08.26)
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO45404430W2A820C1PE8001/
なぜ、日本と韓国の亀裂はここまで広がってしまったのだろう。 野田佳彦首相と韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は竹島や慰安婦問題を抱えながらも、保守のDNAが共鳴し、相性は悪くなかった。 両政府は一切公表していないが、実は、2人はそれまでの日韓首脳にはなかったほど、機微にふれる会話を交わしていたのだ。そのひとつが中国問題だ。 昨年10月のソウル、そして同12月の京都。複数の日韓関係筋によると、2人はこれらの会談で、中国の急激な軍拡や東シナ・南シナ海での強硬な振る舞いについて、ひざを交えて話し合い、懸念をともにした。 李氏は昨年10月に訪米した際、オバマ大統領とも中国の台頭をめぐり協議している。それについても野田氏に説明し、日米との連携に意欲をみせたという。 李氏のこうした行動は、韓国の大統領としてはかなり異例だ。韓国にとって中国は陸続きの大国であり、ともに日本との歴史問題を抱える仲でもある。 「このため、韓国は日米と違い、中国を強く刺激するのはできるだけ避けたがる。ましてや日本と対中外交で結束するなど、考えられない」(韓国に通じた安全保障専門家) 保守政治家の李氏はそうした“タブー”を越え、対中外交で日本と連携しようとした。だが、長続きせず、空前の「反日大統領」にひょう変してしまった。 「日米は対中戦略を共有し、連携を強めている。李大統領もそこに加わろうとしたが、韓国の世論がついてこなかった」。韓国情勢に詳しい神戸大学の木村幹教授はこう説く。 その理由は主に2つだ。「韓国の貿易に占める対中依存度が2割強に上がり、対日と対米の合計をしのぐようになった。さらに中国の海空軍力が強まり、韓国軍は全く太刀打ちできないほど差がついた」
とはいえ、古代国家、高句麗の帰属をめぐり、韓国も中国と歴史問題を抱える。海洋権益のあつれきも強まっている。もし対中外交という大きな戦略で組めていれば、日韓の姿はいまとは違っていただろう。 かつての敵国や領土問題を引きずる隣国が国家の命運にかかわる大戦略で一致し、手を結ぶことは珍しくない。朝鮮戦争で激しくぶつかった米中もそうだ。その約20年後、ソ連を封じ込めるために電撃的に接近し、世界を驚かせた。 日韓も例外ではない。冷戦中、両国はソ連への対抗という一点で連携し、国交正常化後は竹島問題で大きく対立することはなかった。「韓国としても北朝鮮の後に控えるソ連の攻勢を阻むのが先決であり、領土問題でもめている場合ではなかった」(日韓関係筋) そのソ連は消え、北朝鮮の通常戦力が衰える中、日韓をつないでいた戦略の紐帯(ちゅうたい)も細った。いまの日韓対立の底流にはそんな変化がある。 中国政府当局者は日米の関係について、こんな疑問を口にする。「日本はなぜ、原爆を落とされ、貿易戦争も交わした米国と同盟国でいられるのか」 日本への原爆投下、真珠湾への奇襲攻撃。日米も歴史問題を解決したわけではない。それでもソ連の存在が両国を結束させた。いまは「中国の台頭が日米同盟の求心力になっている」(日米両政府筋)。 隣国の領土や歴史問題は、話せば分かり合えるというものではない。それでも、互いに「ケンカしている場合ではない」状況になれば、対立を越え、協力できる。強大で不安定な中国の台頭は、それに値する理由のはずだ。