日YAHOO──〈台灣〉震災支援、金額出眾的謎…多親日派、及企業的面子問題●每日新聞(2011.04.18)王薦玟譯
台灣對東日本大地震的義援金,直至這個月13日為止已達到48億5374萬台幣(約139億日幣),被認為恐怕是世界上平均每人捐款金額最高的。喜好日本的國民性以及企業的面子問題等等都是台灣支援日本的背景因素。
人口2300萬的台灣,平均一個人捐款600日幣。人口約4900萬的韓國,根據聯合新聞的合計,金額超過556億韓元(約超過42億日幣、四月中旬當時)。人口3億的美國,其紅十字會也募得有1億2000萬美金(約99億日幣、三月底當時),但相較之下,台灣龐大的捐款金額很令人注目。
1895年到1945年日本統治台灣。像李登輝前總統一樣,受過日本教育年代的人們現仍很活躍、親屬關係也很繁多,經濟層面上的關聯結合也非常根深、久遠。對日貿易總額也僅次於中國居第二位,從日本的輸入額則佔第一位。「因著日本,台灣的企業才會日益壯大。在台灣有很強的這種想法」(外交有關人員)。義援金是含有報恩的涵義。且因大部分捐款會公佈真實姓名,企業界為了面子問題,額度也會增加。
去年旅遊日本的人數台灣僅次於韓國、中國。多的時後約有127萬人次。5.5%的人口曾到過日本,因為3個小時左右輕鬆就可去,距離近、治安好、漢字看得懂、很方便。去年一月,以「最喜歡的國家」為題,做出的民調發現,選擇日本的達52%,遠遠高於美國的8%,及第三位中國的5%。
台灣(中華民國)於72年、79年分別與日本及美國斷交,但是經濟跟安全保障層面與日本跟美國仍然維持特別的存在關係。因為重要性及親近感,國際新聞大多都報導跟美國及日本有關的消息。跟其他第四台節目一樣,NHK在台灣也可以收看。東日本大地震當天,很多台灣人收看NHK的現場轉播直到清晨。
根據台灣世新大學傳播管理學系的羅慧※助教對支援擴大的背景因素做出分析,由於台灣也是地震頻繁的國家,因而對日本產生了同情感,其他還包括傳播力很高的藝人所發起的慈善節目,以及台灣媒體慣有的特徵-煽情報導。受到這些因素的影響,而被撼動了「不援助日本不行」的情感。因感受到民眾的反應,馬英九總統及政治人物們的熱心支援也發揮了很大的效果。
躲在中國存在之陰影下的台灣,人道救援是在國際社會上展現其存在的重要機會。今年二月紐西蘭地震時,台灣比日本還早派遣救難隊抵達災區現場。(翻譯:王薦玟)
<台湾>震災支援、突出の謎…親日派多く企業のメンツも●毎日新聞 4月18日(月)11時19分配信
【台北・大谷麻由美】東日本大震災で台湾からの義援金が今月13日までに48億5374万台湾ドル(約139億円)になり、1人当たりでは恐らく世界最大とみられる。日本への支援の背景には、日本好きの国民性や、企業のメンツなどがありそうだ。 台湾の人口は2300万人で1人当たりの義援金は約600円。人口約4900万人の韓国が聯合ニュースの集計で計556億ウォン超(約42億円超、4月中旬現在)、人口3億人の米国で同国赤十字社に寄せられた義援金が1億2000万ドル(約99億円、3月末現在)であるのに比べても台湾の突出ぶりが目を引く。 台湾は1895~1945年まで日本が統治した。李登輝元総統のような日本語教育を受けた世代が今も活躍し親類関係も多い。経済的な結びつきも深く、長い。対日貿易総額は中国に次ぐ2位、日本からの輸入額は1位だ。「台湾企業は日本のおかげで大きくなれたという意識が強い」(外交関係者)。義援金は恩返しの意味を含む。また、寄付は実名公表が多く、企業のメンツもあって額が増えた。 昨年の訪日者数は、韓国、中国に次いで多い約127万人。人口の5・5%が日本に行ったことになる。3時間前後で気軽に行ける日本は、身近で治安が良く、漢字が読めて便利なのだ。昨年1月の世論調査では、52%が「最も好きな国」に日本をあげ、2位の米国(8%)、3位の中国(5%)を大きく引き離した。 台湾(中華民国)は72年に日本、79年に米国と外交関係が無くなった。しかし、経済や安全保障の面で日米は特別な存在のままだ。重要性と親近感から海外ニュースは日本や米国関連ばかり。地元テレビ局と同様にNHKも見られる。東日本大震災の当日、台湾人の多くは深夜までNHKの生中継を見ていた。 台湾の世新大学放送管理学部の羅慧※助教授は支援拡大の背景を、台湾でも地震が頻発することによる日本への共感のほか▽情報発信力の高い芸能人によるチャリティー番組▽台湾メディアの特徴でもある扇情的な報道--が影響し「日本を助けなければ、と感情的に揺さぶられた」と分析する。民衆の反応を受け、馬英九総統ら政治家たちが熱心に支援したのも効果的だった。 中国の存在感の陰に隠れがちな台湾にとって、人道支援は国際社会で存在感を示す重要な機会でもある。今年2月のニュージーランド地震の際は、日本より先に救助隊を現地に派遣した。