恋愛をしているはずなのに、なぜかいつも疲れてしまう。
楽しい時間もあるけれど、その後にどっと消耗するような感覚が残る。
そんな経験をしている人は、決して少なくありません。
多くの場合、相手が特別に冷たいわけでも、関係に大きな問題があるわけでもありません。
それでも恋愛に入ると、気持ちが落ち着かず、不安や迷いが増えていく。
この状態には、いくつか共通した傾向があります。
一つ目は、「相手の気持ちを優先しすぎてしまう」ことです。
嫌われたくない、関係を壊したくないという思いが強いほど、
自分の本音を後回しにしてしまいます。
最初は我慢だと思っていたことが、いつの間にか習慣になり、
気づいたときには心の余裕がなくなっていることもあります。
二つ目は、「不安を解消するために恋愛をしている」状態です。
寂しさや孤独を埋めるために誰かとつながろうとすると、
相手の言動一つ一つに気持ちが振り回されやすくなります。
安心したいはずなのに、結果的に不安が増えてしまう。
この矛盾に苦しむ人は、とても多いように感じます。
三つ目は、「自分が何を感じているのか分からなくなっている」ことです。
相手にどう思われているか、関係がうまくいくかどうかばかり考えていると、
本来の自分の感情が見えなくなります。
嬉しいのか、無理をしているのか、その判断が曖昧になるほど、
恋愛は消耗するものになっていきます。
恋愛で疲れてしまう原因は、弱さや失敗ではありません。
むしろ、真剣で、相手を大切にしようとする人ほど、
この状態に陥りやすいのだと思います。
大切なのは、すぐに答えを出すことではなく、
「今、自分は何を感じているのか」に気づくことです。
疲れているという感覚そのものが、すでに一つのサインなのかもしれません。
恋愛は本来、自分をすり減らすためのものではありません。
立ち止まって考える時間も、関係の一部として大切にしていい。
そう思えるようになるだけで、気持ちは少し軽くなるはずです。
——
良時光
恋愛について考える個人メモ

