歴史の発展脈絡から見る、台湾 S.F 小説--2019日本Sci-con發表(5)

上述が概略的な角度で、日本S.F.作品が1980年代後の台湾S.F.創作者への影響を語った。続いて，我々が自らを例として、具体的な角度から說明したいのです。どんな日本のS.F.作品が，創作の上に我々に深刻的なインパクトとイメ付けをしたのか？

日本のS.F.作品の中、「世界の終焉」を主題にするのは、《新世紀エヴァンゲリオン》がこの一類に属するでしょう。本作品の中、セカンド・インパクトを経歴してからの人類が、終焉に近い世界に生きてあり、このような世界で、人々が巨大生体ロボットを操縦し、「使徒」という巨大生命体と戦うことです。

台湾のS.F.小説家、イカ先生の考えでは、《EVA》、《20世紀少年》、《ガンダムTURN A》、及び近年の《新世界より》が、皆自分の創作に影響のあった、日本の“世界の終焉”一類の作品です。これらの終焉類作品の中、世界の景観が大幅に変わったことによって、読者をこのような背景に、現実を離脱し、斬新なる想像世界に入れ込むことが出来る。所謂「滄海桑田」が、このような感じを指すのでしょう。

イカ先生が近年、〈放生の球児〉、〈猫の名において〉等の作品を披露した。〈放生球員〉が話したのが、「戦争が終わらせてから、人々が動力スーツで野球試合を行い、全ての紛争を解決する」物語です。〈猫の名にかけて〉は、一つ「A.I.知恵で猫に助けて国を治める」物語です。２つの物語が、読者を「とあるものが終結されてからの世界」に導き、読者の想像を引き起こすのである。

日本のS.F.作品の中、ロボットが凄い流行ってる主題です。巨大ロボットの代表作品の一つが《ガンダム》です。宇宙時代に入り、人々が“ガンダム”と言う巨大ロボットを操縦して戦うこと。日常生活のロボット代表作品の一つが《ドラえもん》です。周りの主役から悩みが出た時、未来からやってきた猫型ロボット、ドラえもんが、ハイテクな道具を使って問題を解決すること。

雲山先生から言及した、《魔動王グランゾート》が、初めて自分の創作に、真の意味を持つ日本S.F.作品です。《魔動王グランゾート》の中には宇宙旅行があり、巨大ロボットがあり、他国内政を介入してあり、宇宙独裁侵略者を抗う主題等があります。つまり、《魔動王グランゾート》巨大ロボットだけでなく、，政治的な主題も触れてある。其の外、雲山先生から、《ドラえもん》が自分の人生啓蒙作である。《ドラえもん》が単なるS.F.作品だけでなく、更に生活作品であります。ドラえもんの道具と未来科技より、「家の中の祖母ちゃんが何時もどのようにあなたを助けることが分かる」という日常雰囲気を漂う気がします。

雲山先生が近年にて創作した作品の中，〈英♀雄〉の内容に、四肢を失った少女が、夜にてケンシロウ擬きのロボットスーツを装着し、町の中にゾンビを打撃する物語である。また、〈――猫将軍月面戦線ーーおいらはドアホ特別機動隊〉の中では、《魔動王グランゾート》と同じく、月面を猫達が宇宙独裁者を対抗する舞台としました。

日本のサイバーパンク類の題材が相当的に発達してあり、相関的な作品も台湾にて歓迎されてあります。台湾にて知名度が一番高い、日本サイバーパンクの作品が、《攻殻機動隊》ほかないでしょう。この作品は、アニメ映画、ＴＶアニメ及び実写版映画があり、台湾にてとてもポピュラーです。

サイバーパンクがアジアの文化との関係が切っても切れない程です。欧米のサイバーパンクにて、アジアの風景を導入されてありますが、その背後には、アジアが上昇する不安を潜んであり、「文化の敵視感」と言っても良いでしょう。欧米と比べて、日本のサイバーパンクが香港等のアジア都市を背景にしますが、さほどに文化の敵視感がないような気がします。

石林散人先生が指摘するには、サイバーパンクが好きな自分にとって、とある日本からのゲームが注意に値する。それは虛淵玄先生の《鬼哭街》です。《鬼哭街》にて、改造人と電子氣功のある、未來的な上海を描写した。この作品を見た時、石林散人先生がびっくりして残念に思う。残念に思うのは、このようなサイバーパンクの作品が、出自が台湾或いは香港の作家ではなかったことです。この現象は多分、自分の文化圏の中、創作者が自ら持つものが馴染みすぎてから、自分の文化を新たに解釈し、新しい作品を発展することが困難であることを説明したのかもしれません。

石林散人先生の《老兵不死》が、ズバリとサイバーパンク風格である。物語の内容では、戦時にて英雄として宣伝された改造人兵士が、戦争が終わったあと、政府にありとあらゆる、現実に合わない規定でわざと難癖を付け、不遇の生活を送ることです。このような「科技が結構前進したのに、とある人々が依然、悲惨な生活を送る」風格で、サイバーパンクの余韻を溢れる。

多分、多くの人々が、自らが超能力を持つことが希望した：テレパシー、飛行或いは念動力とかは無論ですね。

卡巴（カバ）先生からの話では、超能力者の少年・少女が主役とした作品が、物語の初めに、主役がとある奇遇と出会い、元の生活から“逃れた”。“逃れた”との言葉を使う理由が、若者の読者にとって、家長と先生に制約される在学時期が非常につらいことですが、超能力を得ることが、もう大人に縛られず、自分が好きのようになれる力を得ることに等しいです。

超能力者の題材も、常に社会或いは国からの圧迫から関する。《バビル2世》の主役が原作の中にて無敵ですが、次の作品《その名は101》にて、国の組織から追い殺される脅威に対し、彼の出来ることが、ずっと逃亡することのみです。卡巴（ガバ）先生のペンネームの出自＝《強殖装甲ガイバー》にも、超能力を獲得した少年達が、始めの所にて悪いやつらを落花流水のように散らしたが、悪いやつらが世界政府となってから、主役達が反って社会の安定を加害するテロ組織となった。

卡巴先生が近年にて創作した作品が〈齒輪〉です。主役＝アンリが、他人より高い知力によって、裏で世界を制御してる神秘な組織に成功に潜った。これは超能力少年が体制に加わったことを選択した結果、体制を反抗することより楽なことがない物語です。

最後には話したいのが、宇宙航行類の作品です。このような作品が、通常に２つの主題を言及する：宇宙船上にそれぞれ個性のある船員達及び彼らの生活と、異文化を持つ惑星の間の政治問題です。。《宇宙戦艦ヤマト》、《超時空要塞MACROSS》シリーズの中、人類が宇宙航行によって、異文化と接触した。異文化と接觸してから、人類がその異文化と仲良くする道を探求する需要が出る。

林・アンディ先生からの話で、宇宙航行類の日本S.F.作品の中、《無責任艦長タイラー》という作品がお好きです。《無責任艦長タイラー》の内容では、老朽な宇宙駆逐艦・そよかぜ号に関する物語です。そよかぜのクルーたちが皆問題児で、主役のタイラーが艦隊高層部に頭痛い人物ではありますが、毎回そよかぜ号に問題が発生する場合、タイラー艦長から、責任を取らないように見える、賢くてユーモアを持つ方式で解決すること。《無責任艦長タイラー》が彼の創作上、もう一つの影響と言いますと：公務員生活を題材として、現代の社会議題に関する思考を融合することである。

其の外、林・アンディ先生が、《超時空要塞MACROSS DELTA》も近年にて見どころのある宇宙航行作品と言及した。古代的な原始文明の遺跡があり、違う気候を持つ惑星の描写と、国同士の間の政治衝突があります。この作品のもう一つ面白い所が、皆が歌いながら戦闘すること。作品の中の唄が聞き心地も良いですので、一つ美しい作戦方式に属するでしょう。

林・アンディ先生が近頃の作品〈一日鱟〉（一日カブトガニ）の中、宇宙開発研究所の研究員を主役とし、遥かなる宇宙移民地に出張し、途中に放射線抑制剤に纏わる謎を解決しようとする物語です。2019年で発表した〈椰子が猫に変った。それにしても…〉で、自分の故郷へ戻った宇宙艦隊の士官が主役となる。この士官が和平維持任務の後、精神武器に照射され、自己意識がいつか失うことを心配してた。然し故郷に戻ってから、この士官が海岸に発見された死体の為、和平維持に関わる事件の中に再び巻き込まれた。この二つの作品に、同じく人類が宇宙の中の生活と、人々が宇宙航行の中の遭遇を語った。

以上は日本のS.F.作品が、我々５人作者に対する、創作上との連結です。台湾にて、日本作品から啓発を得る創作者が益々多くなるのでしょう。台湾には数少なくない日本語を勉強してる人がいます。今台湾にても、凄く便利で日本の軽小説・アニメと漫画を読む・見ることです。インターネットの技術によって、台湾と日本の文化交流が益々便利になる。これからも是非、より多く台湾からのS.F.創作を、日本にて見えることに希望する。