2013-03-13|閱讀時間 ‧ 約 6 分鐘

北京:孤立日本、離間美日

    北京:孤立日本、離間美日

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    此次朝鮮危機,中國一反常態的支持聯合國制裁決議。白宮認為中國已然轉變,不能不重視中國。
    但根據美國國防部消息來源,北京已經改採「孤立日本」(日本を出し抜く)的策略朝鮮秘密情報仍舊透過非官方管道與中國密切交流。
    中國意在建立美中合作的兩大國體制(G2)。歐巴馬第二任期擱置沖繩與尖閣主權問題,讓日中自行解決,即為表徵。
    隨著親中的凱利國務卿上台,中國也讓前駐日大使、現任外交部次長崔天凱使美。這是中國趁朝鮮危機,籠絡美國並離間美日的手法。

    過去,日本對朝鮮金正恩的情報工作之深與廣,與中國並肩而讓美國大吃一驚。但民主黨時代,卻一事無成,好像是故意破壞國家的功能一樣。現在,日本對朝鮮的情報已讓中國超前,如何恢復外交與情報力,是安倍執政的重大課題。    revised at 1430

     

    美國上演描繪日本戰後史的電影《終戰的天皇》共同社2013.03.10http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130313/plt1303130711000-n1.htm

    3度目の核実験を強行した北朝鮮に対し、最大の友好国である中国が態度を激変させている。国連安全保障理事会で、米国と協調して制裁強化決議を全会一致で採択させたのだ。米中接近の背景として、日中対立を見据えた「日米離反工作」が指摘されている。安倍晋三首相は、この事実を知っているのか。ジャーナリストの加賀孝英氏による衝撃リポート。
     米韓両軍は11日から、合同軍事演習「キー・リゾルブ」を開始した。北朝鮮軍が総攻撃を仕掛けてきたとの想定で、韓国軍約1万人、米軍約3500人が参加している。
     これに対し、北朝鮮は「戦争演習だ」と反発し、「朝鮮戦争の休戦協定を白紙化する」と宣言。「第2次朝鮮戦争も辞さず」「核攻撃でソウルだけでなくワシントンも火の海にする」と威嚇するなど、朝鮮半島は緊迫している。
     非常警戒態勢にある韓国政府の関係者がいう。
     「北朝鮮は、日本海と黄海に船舶と航空機の航行・飛行禁止区域を設定し、潜水艦と上陸用小型特殊潜航艇も出動させている。米韓に圧力を加えるために、ミサイル発射と4度目の核実験を同時に行う動きもある」
     「次の核実験は、広島・長崎原爆の数倍の威力があるブースト型核分裂爆弾(水素爆弾の前段階)を使うとみられる。地下核実験場を覆う土壌まで吹き飛ばされ、放射性物質が広範囲に拡散する危険がある」
     実は、朝鮮半島危機の前後、中国は「日本を出し抜く」ために、驚くべき外交戦術に出ていた。以下、旧知の米国防総省関係者の話だ。
     「制裁決議が採決されたのは、中国が北朝鮮擁護の姿勢から一転して、米国と共同歩調を取ったことに尽きる。ホワイトハウスも『中国は変わった』と評価している中国の存在感はますます無視できなくなった
     「最も驚いたのは、中国が非公式ルートで、北朝鮮の極秘情報を提供してきたこと。金正恩体制の内情や軍の動向、金正恩第1書記の叔母である金敬姫政治局員の病状などで、初めてだ
     そして、こう続けた。
     「中国の狙いは、米国に『米中二大国』時代を認めさせ、協力体制を構築すること。つまり『米中接近』だ。オバマ大統領以下、第2期政権の中枢は『沖縄県・尖閣諸島は、主権問題は棚上げし、日中双方が話し合いのうえで共同開発がいい』に傾きつつある」
     対中強硬派だったヒラリー前国務長官の後任には、親中派として有名なケリー国務長官が着任した。これを受け、中国は新しい駐米大使に、前駐日大使の崔天凱外務次官を起用する人事を決めた。要は、中国は朝鮮半島危機に乗じて米国を籠絡し、「日米離反」を仕掛けているのだ
     日本は、中国の巧みな外交戦術で追い込まれつつあるのだが、内なる危機も抱えている
     警察庁関係者が語る。
     「民主党政権時代に、治安や司法、防衛に絡む組織はボロボロにされた。かつて日本の公安当局といえば、北朝鮮の金正日総書記の健康状態や血液型、心拍数、薬、DNAまで、すべてを把握し、米国を驚かせた。中国に負けなかった。全力で立て直している」
     官邸周辺も明かす。
     「安倍政権は発足以来、各省庁から『民主党政権下で何が行われたか』をヒアリングしている。正直、信じられない案件ばかり。『国家への破壊工作』としか思えないものもある」
     悲しいことに、現時点で、日本の外交力や情報収集力は、中国の後塵を拝している。安倍首相、どうか経済再生とともに、国家機能再建にも取り組んでいただきたい。

     ■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍。一昨年11月、月刊「文藝春秋」で「尾崎豊の遺書・全文公開」を発表し、大きな話題となった。

     

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