【Remark】
本文轉引自http://cgi.blog.roodo.com/trackback/7074645,但因為難以區分「七封」段落,因此,自行區分。日文主要出自http://elovezone.blog97.fc2.com/,但尚有漏失部分(包括中日文),故商請在台日 文 老師「加川博義」先生,以及我自己訓練聽寫(特別是最第七封信的最後部分,以及老師女兒的問候信)予以補正。這幾封信,應該可以作為最熱門的日文教材,所以若有錯誤,請網友務必指正。
●友子様へ私はこの手紙の持ち主の娘です。この手紙は父の箪笥の中から出てきたものです。父は今年の1月に永眠いたしました。お手紙の一通一通を拝読しますと、父と友子様のあまりにも切なく、心の絆の思いが沢山詰まったものでした。今になってお渡しすることが残念でなりません。父の切ない心の中を今、友子様に お届け致します。
友子小姐我是這信件中老師的女兒,這木盒是在父親的衣櫃裡發現的。我父親已經在今年一月病逝了。我仔細的看過裡面的每一封信,很難想像木盒裡的秘密…,是如此美麗而辛酸。現在我就代替我父親,把這六十年前的信,全部寄過去給你。很抱歉,讓你久等了。
【網友KingWang修正版】
給友子小姐
我是這七封信主人的女兒,這七封信是從父親的衣櫃裏找出來的,而家父已經於今年一月長眠了。
一封一封讀完這些信之後,裏面充滿了家父 和友子 小姐間令人苦惱(難過)內心糾葛的愛戀。
事到如今才交給妳深感遺憾,深藏家父心中苦惱(難過)之情,現在我把它寄給妳。
●一九四五年十二月二十五日
友子、太陽がすっかり海に沈んだ。これで、本当に台湾島が見えなくなってしまった。君はまだあそこに立っているのかい。
一九四五年十二月二十五日友子,太陽已經完全沒入了海面我真的已經完全看不見台灣島了你還站在那裡等我嗎?
●友子、許しておくれ、この臆病な僕を。二人のことを決して認めなかった僕を。どんなふうに、君に惹かれるんだったっけ。君は髪型の規則も破るし、よく僕を怒らせる子だったね。友子。
君は意地っ張りで、新しい物好きで、でも、どうしょうもないぐらい君に恋をしてしまった。だけど、君がやっと卒業した時、僕たちは、戦争に敗れた。僕は敗戦国の国民だ。貴族のように傲慢だった僕たちは、一瞬にして、罪人のくび枷を科せられた。貧しい一教師の僕が、どうして民族の罪を背負えよう?時代の宿命は時代の罪。そして、僕は貧しい教師に過ぎない。君を愛していても、諦めなければならなかった。
友子請原諒我這個懦弱的男人從來不敢承認我們兩人的相愛我甚至已經忘記我是如何迷上那個不照規定理髮,而惹得我大發雷霆的女孩了友子你固執不講理、愛玩愛流行,我卻如此受不住的迷戀你只是好不容易你畢業了,我們卻戰敗了我是戰敗國的子民貴族的驕傲瞬間墮落為犯人的枷
我只是個窮教師,為何要揹負一個民族的罪時代的宿命是時代的罪過我只是個窮教師我愛你,卻必須放棄你
●三日目。どうして君のことを思わないでいられよう。君は南国の眩しい太陽の下で育った学生。僕は雪の舞う北から海を渡ってきた教師。僕らはこんなにも違うのに、何故こうも惹かれあうのか?あの眩しい太陽が懐かしい。熱い風が懐かしい。まだ覚えているよ。君が赤蟻に腹を立てる様子。笑っちゃいけないって分かってた。でも、赤蟻を踏む様子がとても綺麗で、不思議なステップを踏みながら、踊っているようで、怒った身振り、激しく軽やかな笑い声。友子。その時、僕は恋に落ちたんだ。
第三天該怎麼克制自己不去想你你是南方艷陽下成長的學生我是從飄雪的北方渡洋過海的老師我們是這麼的不同為何卻會如此的相愛我懷念艷陽…我懷念熱風…我猶有記憶你被紅蟻惹毛的樣子我知道我不該嘲笑你但你踩著紅蟻的樣子真美,像踩著一種奇幻的舞步,憤怒、強烈又帶著輕挑的嬉笑…友子,我就是那時愛上你的…
●強風が吹いて、台湾と日本の間の海に、僕を沈めてくれれば良いのに。そうすれば、臆病な自分を持て余さずに済むのに。友子。ただ数日の航海で、僕はすっかり老け込んでしまった。潮風が連れてくる泣き声を聞いて、甲板から離れたくない、寝たくもない。僕の心は決まった。陸に着いたら、一生、海を見ないでおこう。潮風よ、何故、泣き声を連れてやって来る?人を愛して泣く、嫁いで泣く、子供を生んで泣く。君の幸せな未来図を想像して、涙が出そうになる。でも、僕の涙は潮風に吹かれて、溢れる前に乾いてしまう。涙を出さずに泣いて、僕は、また老け込んだ。憎らしい風、憎らしい月の光、憎らしい海。
12月の海は何処か怒っている。恥辱と悔恨に耐え、騒がしい揺れを伴いながら、僕が向かっているのは故郷なのか。それとも、故郷を後にしているのか。
多希望這時有暴風,把我淹沒在這台灣與日本間的海域這樣我就不必為了我的懦弱負責
友子才幾天的航行,海風所帶來的哭聲已讓我蒼老許多我不願離開甲板,也不願睡覺我心裡已經做好盤算一旦讓我著陸我將一輩子不願再看見大海海風啊,為何總是帶來哭聲呢?愛人哭、嫁人哭、生孩子哭想著你未來可能的幸福我總是會哭只是我的淚水,總是在湧出前就被海風吹乾湧不出淚水的哭泣,讓我更蒼老了可惡的風,可惡的月光,可惡的海
十二月的海總是帶著憤怒我承受著恥辱和悔恨的臭味,陪同不安靜地晃盪不明白我到底是歸鄉,還是離鄉!