《高濑舟》是森鷗外創作的短篇歷史小說。森鸥外跟夏目漱石大約同個時代,但較一般文豪不同的是他出生醫生世家,長期擔任軍醫的身分。
故事內容描述一個犯人在前往流放島的囚船上講述自己犯罪的經過。由於犯人異常的平靜自在及感恩,反而讓護送役對其行為及經歷感到好奇。
護送役庄兵衛聽完,為此感到相當同情且無奈:
「喜助は其苦を見てゐるに忍びなかつた。苦から救つて遣らうと思つて命を絶つた。それが罪であらうか。殺したのは罪に相違ない。
しかしそれが苦から救ふためであつたと思ふと、そこに疑が生じて、どうしても解けぬのである。」
喜助不忍見弟弟受苦,為了救他脫離苦海才結束他的性命。這樣算是犯罪嗎? 殺人確實是犯罪沒有錯,但是一想到這是因為要救人脫離苦海, 腦中便產生疑問,百思不得其解。
【単語】
1. 其苦を見てゐる: その苦しみを見ている。
2. 見るに忍びない(みるにしのびない):不忍見。
3. 苦から救つて遣らう(くからすくってやらう):苦から救つて遣ろうか。
3. であらうか:であろうか?
4. であつた:である+た
5. 思ふ(おもふ):感じる、考える。
6. 解けぬ(とけぬ):解けない(理解できない)
* 同心(どうしん): 護送役; 江戶時代的警察。
在江戶時代,當京都罪犯被判決流放至外島,就會搭乘高瀨川的小船先前往大阪,再到離島。森鸥外擔任軍醫的期間,親眼目睹許多重傷者瀕臨死亡,如何面對他人生命感觸特別的深刻。
這個問題, 到了現代, 還是一樣難解。