-「こそあ」は、会話や文章の中で、すでに話題として出たことを指す場合に使う。
・“こそあ”是指在會話和文章中已經作為話題出現的情况。
-「こそあ」は、聞き手と話し手が会話で話題として出たことを知っているかどうかで使い方が違う。
・“こそあ”根據聽者和說話者是否知道在對話中作為話題出現,使用方法不同。
-「そ」グループ1
-話し手は話題に出ていることを知っているが、聞き手は知らないと話し手が思っているとき。
・“そ”組1
・說話者知道出現在話題中的事,但認為聽話者不知道的時候。
1)去年の12月7日に 日本へ 来ました。その日は とても寒い日でした。
我去年12月7日來了日本。 那天是非常冷的一天。
2)先月、北海道の札幌へ 行きました。そこで 雪祭りを 見ました。
我上個月去了北海道的札幌。 我在那裡看了雪祭。
-「そ」グループ2
-話し手が会話の相手が話題として出したことを知らないとき。
“そ”組2
・說話者不知道談話對象作為話題提出的事情。
3)A:田中一郎さんという人から 電話が ありましたよ。
A:有個叫田中一郎的人打電話來喔。
B:えっ? そんな人 知りません。
B:咦? 我不認識那樣的人。
4)A:かさじぞうという昔話を 知って いますか。
A:你知道一個叫斗笠地藏的傳說嗎?
B:いいえ、その昔話は どんな話ですか。
B:不,那個傳說是什麼故事?
-「あ」グループ
-話し手と聞き手の両方が話題に出ていることを知っているとき。
・“あ”組
・說話者和聽話者都知道出現於話題的事情的時候。
5)A:先週見たあの映画、おもしろかったですね。
A:上週看的那部電影真有趣啊。
B:ええ、もう一度見たいですね。
B:嗯,還想再看一次呢。
-「こ」グループ
-話し手が話題に出ていることを知っているとき。
-「こ」グループは、ある話題を最初に出した人だけが使える。
“こ”組
・說話者知道出現於話題的事情的時候。
・“こ”組只有最先提出某個話題的人才能使用。
6)(歴史館で江戸時代の説明を聞きながら)
(在歷史館一邊聽江戶時代的說明)
A:あのう、この時代にはもう電気がありましたか。
A:嗯,這個時代已經有電了嗎?
B:いいえ、電気はまだありませんでした。
B:沒有,還沒有電。
この時代にはランプやろうそくを使っていました。
這個時代用的是油燈和蠟燭。
-発展形として、次のようなことばがある。
・作為發展形式,有以下幾句話。
例 この : このような、このように
こんな: こんなに、こんなふうに
こう : こういう、こういうふうに、こうして
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