《讀賣新聞》：變動2012第4部——亞龍灣會配置核子潛艇、航空母艦？ / 雲程譯

《讀賣新聞》：變動2012第4部——亞龍灣會配置核子潛艇、航空母艦？ / 雲程譯

【Abstract】

中國海南省三亞市的亞龍灣，一眼望去是天堂般的熱帶森林公園，但下方有一部分軍事設施。停泊潛水艇與驅逐艦。亞龍灣是中國南海艦隊（司令部位於廣東省湛江）的大基地，配置「晉」級戰略飛彈核子潛艦。附近的榆林港除配置俄羅斯KILO級潛艦外，似乎也配置「宋」級柴油潛艦。連中國一般觀光客都琅琅上口，南海有衝突時中國將由此基地出擊。亞龍灣基地的緯度與關島所在的馬里亞納群島類似，預計期作戰範圍涵蓋從南海到西太平洋區域。美國國防部2011年8月公佈的報告中指出，當亞龍灣基地完成，除戰略核子潛艦外，也可能停泊航空母艦。軍事消息指出，中國的第1艘航母瓦良格號配置亞龍灣的可能性很高。在不遠的將來，瓦良格號會在南海進行海上的飛機起降訓練。假使在核子潛艦之外也配置航空母艦的話，亞龍灣就可以成為展現中國急速發展海軍建設的標竿基地。此外，核子潛艦與航空母艦運作上不可欠缺的自有GPS「北斗」，也正加緊建設中。歐巴馬總統在2011年11月22日於印尼峇里島東協高峰會中提出「重返亞洲」，中國人民解放軍立即以新設「戰略計劃部」回敬。國營的新華社報導：該戰略計劃部主要任務之一是「整體調配軍對戰略資源」。軍事消息指出：「中國也重視並在西太平洋地區整體運用海空軍。」中國念茲在茲的是美國整體運用海空軍力以長距離攻擊方式來對抗中國的「統合海空戰鬥」（Joint Air-Sea Battle）構想。

【連續閱讀】
《讀賣新聞》：變動2012第1部——東亞與日本近海，美中潛艦你來我往 / 雲程譯
《讀賣新聞》：變動2012第2部——越南，與美俄合作 / 雲程譯
《讀賣新聞》：變動2012第3部——海軍基地與增強 / 雲程譯
《讀賣新聞》：變動2012第4部——亞龍灣會配置核子潛艇、航空母艦？ / 雲程譯

　◆亜竜湾　原潜・空母配備か　　高級リゾート地で知られる中国海南省三亜市の亜竜湾を眼下に望む亜竜湾熱帯天堂森林公園。ここからは、ものものしい軍事施設の一部が見下ろせる。　「ほら、見えるだろう、黒い船が。あれが俺たちの潜水艦だ」　誇らしげな中国人観光客が双眼鏡やカメラを向ける先には、突堤など一部軍港施設が見え、常夏の日差しの下で、潜水艦やフリゲート艦が停泊している。　一見のどかな光景が広がる亜竜湾。だが、ここは、中国海軍南海艦隊（司令部・広東省湛江）の一大拠点であり、戦略ミサイル原潜「晋」級が配備されているのは、この基地とされる。近くの楡林港にも、露製キロ級潜水艦や、量産型のディーゼル潜水艦「宋」級が配備されている模様だ。　南シナ海での周辺諸国との摩擦は、中国でも報道を通じてよく知られており、観光客の一人は「ここから南シナ海に出撃するんだ」と話した。それは事実だ。　ただ、軍関係筋によると、グアム島があるマリアナ諸島とほぼ同緯度にある亜竜湾の基地は、南シナ海ばかりか、西太平洋まで作戦範囲としてカバーする戦略拠点になる見通しという。　米国防総省が昨年８月に公表した報告書によると、基地はすでに完成し、戦略原潜のほか、空母も停泊可能だ。

　同筋は、遼寧省大連で整備が進む中国初の空母ワリャーグが「亜竜湾に配備される可能性が高い」とした上で、「遠くない将来、ワリャーグは南シナ海で艦載機の洋上発着艦訓練を行うだろう」と語った。　原潜に続き、空母が配備されれば、亜竜湾は、米海軍に対抗しうる独自の海軍建設を急ぐ中国の国家意思を体現する基地となる。そのはるか上空では、潜水艦や空母の運用に欠かせない独自の全地球測位システム（ＧＰＳ）「北斗」の構築も着々と進んでいる。　オバマ米大統領が「アジア回帰」を打ち出したインドネシア・バリ島での東アジア首脳会議が終わって間もない昨年１１月２２日、人民解放軍総参謀部の下に「戦略計画部」という組織が新設された。　国営新華社通信によると、同部の主な役割の一つに、「軍隊戦略資源の全体的配分」がある。同部について、軍関係筋は「中国も、海空軍を重視し、西太平洋でその一体運用を確立しようとしている」と語った。念頭にあるのは、海空兵力の一体運用による長距離攻撃で中国に対抗する米国の戦略構想「統合海空戦闘」（ジョイント・エア・シー・バトル）だ。