これは何ですか?
これはパズルの2枚目、「邪悪な歓喜」です。
「wicked」は邪悪や道徳的に間違ったものを表し、「delight」は大きな喜びや満足感を意味します。
「Wicked delight(邪悪な歓喜)」は、いたずらや不道徳、悪意のある行為から得られる強烈な楽しみや快感を指します。道徳的に疑わしい、または良くないとされるものから楽しみを得て、自分が本来楽しむべきではないことを楽しんでいる人を描写するために使われます。
ポピー(ケシの花)は美しいです。絵の中では、人がその実を裂き、流れ出る白い乳液がアヘン、モルヒネ、ヘロインなどの薬物の原料になることを示しています。
薬物はどのように作用するのでしょう?
薬物は基本的に毒です。その影響は、摂取する
量によって決まります。
少し摂取すると、活動をより活発にする中枢神経刺激剤として作用します。多めに摂取すると、活動を抑制する鎮静剤として作用します。さらに多量に摂取すると毒となり命を奪います。
薬物を取っている人が自分の周囲で起こっていることを知覚しても、それは歪んでいます。
これはどの薬物にも当てはまります。こうした作用を引き起こすのに必要な量に違いがあるだけです。
薬物はすべての感覚を遮断します。望ましい感覚も望ましくない感覚もです。そのため、短期的には痛みを和らげるために役に立ちますが、同時に人の能力や機敏さを消し去り、思考を不明瞭にします。
薬物が心の働きに与える影響
普通、人が何かを思い出す場合、心はとても機
敏に働き、それはすぐに心に浮かんできます。
しかし、薬物は記憶を曖昧にし、空白の部分を生み出します。このようにぼやけて混乱している部分から情報を得ようとしても何も得ることはできません。
薬物に関する誤った情報のひとつに、「薬物を取ると人はより創造的になる」というものがあります。真実は全く異なっています。
悲しんでいる人が薬物を取ることで、幸福感を味わえるだろう、と期待するかもしれませんが、薬物はそのようには作用しません。薬物を取ると、人は自分が陽気になったように感じますが、効き目が切れると、その人の気分は以前よりも一層落ち込みます。そして、薬物を取る
たびにその後の気分的な落ち込みはさらにひどくなっていきます。最終的に、薬物によってその人の創造力は完全に破壊されてしまいます。
https://jp.drugfreeworld.org/FURL/data/www.drugfreeworld.org/files/truth-about-drugs-booklet-ja.pdf
このテーマ「butterflies and the poppy 」は、全部で4枚のパズルで構成されています。気に入っていただけましたか?この投稿の「いいね」が50を超えると、3枚目のピースが解放されます。
(小話:描き終えてから名前をつけようとしたら、ゴッホも「蝶とケシの花」を描いていたことに気づきました。多くの人がゴッホがジギタリス中毒だったと推測していますが、あなたはどう思いますか?)