友人たちへ、
この絵は、実は私の「幸せの道」に対する考えを象徴しています。
これは20年以上前の話です。「幸せの道」という本に出会ったとき、私はこの本で学んだことを、自分の仕事以外の時間を使って社会に貢献することに決めました。それは、ただ単純に、すべての人が幸せでいる姿を見るのが好きだったからです。
幸せとは何でしょう?
健康な身体、家族との和やかな関係、心から愛し愛されること、専門的な知識や能力を持つこと、良い物質的・精神的な生活を楽しむこと……どうでしょうか?素晴らしいと思いませんか?
しかし、今の自分を振り返ると、たくさんの障害が目の前に立ちはだかっているようで、幸せや満たされた生活を簡単に手に入れることができないように思えます。
しかし、「幸せとは障害を克服し、理想の目標に向かって進むことである」と定義できます。そしてよく見てみると、すべての理想の目標は、生存に寄与する目標なのです。 —L.ロン・ハバード
つまり、幸せにたどり着くためには、困難や障害を乗り越える必要があるのですね?
では、幸せを手に入れる方法、すなわち人生の数々の障害を克服する方法とは何でしょう?
「幸せの道」 の原題は The Way to Happiness です。
私の考えでは、この本はとてもシンプルで、「生活を改善し、人々を幸せへと導く常識のガイドブック」です。本書には21の異なる「方法」が紹介されています。そのうちの1つを実践し始めるだけで、あなたの生活に変化が生じるのを感じるでしょう。そして、それをすべて実践できるようになれば、生活はさらに調和の取れたものとなるでしょう。
私は知っています。1人の人が幸せになるだけでは十分ではありません。周りの人々もこの正しい知識を知り、生活が安定すれば、幸せが次々と伝わり、社会全体がより調和の取れたものになるでしょう。そして、自分の周囲が幸せになることで、得られる幸せは倍増するのです。
この手引書は、2009年時点で90か国語に翻訳され、後にギネス記録として「最も多く翻訳された非宗教的な書籍」に登録されました。多くの国で広まり、社会や国際間で温かい波及効果をもたらしました。成功事例としては、中東諸国間での戦争を未然に防いだこと、薬物犯罪が蔓延していたコロンビアで犯罪率を2年間で50%も減少させたことなどが挙げられます。また、台湾でも「幸せの道協会」が設立され、学校や企業、社会のさまざまな場面で長年活動しています。
私はこの本をしっかり読んで、その力を社会に広めてほしいと願っています。これは難しいことではありません。まずは「私」から始めればよいのです。そして、あなたにもきっとできるはずです!
以下は私の物語です:
私は個人の収入の一部を使い、「幸せの道」の小冊子を印刷して寄付しました。それを持って外食したり、公園を散歩したり、郵便局や銀行に行ったり、父の歯医者の付き添いをする際に配りました。また、母校を訪れてこの小冊子を寄贈し、週末にボランティア数名と街で配布する活動を行いました。その後、さらに多くの友人が印刷に協力してくれ、私たちはそれらを街頭で配布しました。2010年だけでも、3人のボランティアで約4500冊を配布しました。
現在、絵文を通じて「幸せの道」を広める