很喜歡這本探討的主題🌼
以下摘錄佳句和主要劇情
有興趣再私訊🙋♀️
🌼主劇情:
女主角小葉自從父母失和,就被送到島上和祖父母生活。
在那裡,她和原本就沒有父母照顧的倔將女孩真以相遇......。
🌼書封引句:
私たち、ずっと一緒だと思っていたのに......。
明明我以為我們會一直在一起……。
彼女は、脫獄犯の男と、島から消えた。
她卻和逃獄犯男子(兒玉健治)一起從島上消失了。
內文:
真以が「みなしご」だったとしても、彼女はかわいそうではない。
かわいそうと思ったことを申し訳なく感じた。強くて勇敢な真以は、
物語の主人公みたいだった。(p58)
即便真以是「孤兒」,她也不可憐。
若說她是個可憐的孩子,會讓人覺得對不起她。
堅強又勇敢的真以,就像是童話的主人翁。
いっそ、私も「みなしご」だったら、と思った。父も母もいるのに、一人にされているのは、「みなしご」より不幸な気がした。(p58)
乾脆,我也來想像自己是個「孤兒」。
即便爸媽都還在,卻落到孤伶伶自己一人的下場,這麼想的話,就會覺得自己甚至比「孤兒」還不幸。
「うん、自分の機嫌で周りを振り回すの。
お母さんはいっつも、お父さんは弱い人だからってかばうけど、弱い王様みたいなんだもん。
大人のくせにわがままで、自分が一番大事なんだと思う。あのお兄さんも似たような匂いがする」(p119)
「恩,總是因為自己的心情把周圍的人耍的團團轉。
媽媽一直以來都把爸爸當作弱小的人來保護他,但這樣就像是守護著脆弱的一國之主。
即便是個大人卻還這麼任性,總之把自己擺在第一位。
那個哥哥跟我爸,感覺像是同一個氣場的人。」
けれど、劇場での光に触れるたびに、暗い海のような闇ももれなく追いかけてくる。(p154)
但是每次觸及到劇場的燈光時,就會像被深海的無垠黑暗所追趕般。
電車の窓を見る。
疲れた青白い顔の、もう子供ではない自分が映っている。
その向こうにはびっしりと灯りのついたビル。(p158)
看向電車車窗。上頭映照著憔悴的慘白面容,那個已經不是孩子的自己。
而越過車窗外則是彼此緊鄰的霓虹大樓。
やわらかい眠りだった。夢を見ていた。
でも起きたら忘れてしまうような淡い夢だと眠りの中でも気づいていた。
とろりとしたあたたかい水にしたかっているみたいな感触。
島を包んでいた穏やかな青緑色の海を思い出す。(p195)
沉入柔軟的睡眠中。我做了夢。
但那像是起床之後就忘去的淺夢,夢裡我意識到這點。
那種感觸像是浸潤在化不開的溫暖海水裡。
我想起了包覆在島外的青綠色海水。
その瞬間、浮かびあがるように起きた。つうっと目尻から涙がこぼれたが、なぜ泣いているのかはわからない。
(p195)
突然間像是從海裡浮起來的我起身。從眼角淚水緩緩地滑落,不知道為什麼哭了起來。
違う。真以だって迷うし、揺れる。
それでも、自分で動くと決めたなら、進むしかない。
たとえ誰かに咎められても、そうするしかなかった自分は消せないし、起きてしまった事は受け入れるしかない。(p213)
錯了。即便是真以也會迷惘、動搖。
即便如此,自己若決定這麼做了就只能前進。
即使必須承受誰的謾罵,確定這麼做的自己不會消失,只能將發生過的事全盤接受罷了。
「人の目を変えるのは難しい。
みんな、見たいように見る。
児玉健治との事でもよくわかった。
私と彼が思う真実も違うみたいだ。」(p246)
「要改變人們的看法是很困難的。
每個人都看自己想看見的。
因為兒玉健治讓我了解這些。
我和他所認為的現實是不一樣的。」
「頭の中で、島に行く。
香口じゃなくて、じいちゃんと暮らしていた亀島に。
島で一人きりになって、人の目を気にせず、美しいと思ったものに手を伸ばす。
海に囲まれた、どこにもつながってない場所で、自分だけの声を聞く。
島へやってくる人は、誰かの目に晒されない自分を見つめたいのかもしれない」(p246)
「在腦海裡浮現去島的想法。
不是香口島,是和爺爺一起住過的龜島。
在島上沒有依靠一個人過,不在乎他人的看法,嚮往自己認為美好的事物。
在被海所包圍的島上,哪裡也去不了的地方,聽著自己的聲音。
來到島上的人,或許是希望看見不是他人眼中的自己。」
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