更新於 2021/05/14閱讀時間約 13 分鐘

閱讀心得.日文學習|東野圭吾《希望之線/希望の糸》關於愛的各種形式

  • 前言/前書き
  • 無雷心得/ネタバレなし感想
  • 結語/まとめ
  • 學習筆記/勉強ノート

前言/前書き
剛考完日檢,卸下了“考生”身份的我,想要「気分転換」一下,於是暫時擺脫了準備考試的緊繃感,再度重回我閱讀日文小說的美好時光。在孩子寒假結束前夕,我已讀完了兩本日文小說。 《希望之線》是我看東野圭吾的第三本作品(上一本是祈念之樹,下一本預計是《流星之絆》),我覺得比起同期出版的《祈念之樹》更引人入勝,裡頭也有許多發人省思的議題。 享受閱讀樂趣的同時,也不忘增進日文能力,這次在書中也學了不少新單字和N1的文法,覺得收穫多多。

讀後心得/ネタバレなし感想
為了還沒看過這本書的讀者們,這裡就不透漏太多關鍵的內容和結局囉~。 簡單來說,《希望之線》是一本有關於親情和家庭的故事,講述的是父母與孩子之間牽絆,中間當然也穿插了殺人命案和警方辦案推理的橋段。隨著警方抽絲剝繭案情也逐漸明朗,但兇手出現之後真相卻依然沒有水落石出,這時又使我不禁佩服作者的寫作手法,總是牽動著讀者的心,讓人想繼續看下去,看似毫無相關到人物最後卻巧妙的串聯在一起。 隨著劇情前後鋪陳結局多少有猜到幾分,其中我最喜歡的是父女之間互動的改變,讓我覺得十分的感動。使我氣得牙癢癢的橋段也不少,好幾次都想大喊:「渣男退散!!!」。當然也有令我意想不到的部份,尤其是書中主線之一的刑警身世之謎,但老實說在得知整個事情的經過之後反而覺得有些牽強。
勇敢說出愛
這本書讓我重新思考了親情的定義。我也更加的體悟到,對孩子來說那些形式上的東西一點都不重要,孩子在乎的僅僅是父母的陪伴與最真摯的愛。我的兩個女兒都已經小學中年級,很快的她們也會進入所謂的青春期,我期許自己到時候能同理女兒們不安躁動的情緒,給予多一點包容,協助她們克服荷爾蒙波動最劇烈的時期。
不限親子,包括情侶、夫妻,學習將愛說出口適用於任何關係。這倒不是說要照三餐的把愛掛在嘴邊,而是讓對方有安全感。越接近結尾就越有感觸,因為缺乏良好的溝通也使得問題如同滾雪球般越滾越大,最終造成難以挽回的悲劇。我不時地在想,如果能夠事先了解到,應該將最真實的自己表現出來,不要製造懷疑給對方,並給予最堅定的愛和承諾,是不是就不至於發生這些憾事了呢?
面對失去
生離死別乃是人之常情,和摯愛的家人告別是每一個人總有一天都會遇到的人生課題。但,我還無法想像,說實話是害怕,真的好害怕那一天的到來,當事情發生時該怎麼面對自己的情緒,我完全沒有頭緒,也不曉得該從何準備起,只能任著時光流逝。

結語/まとめ
《希望之線》是一本既溫馨、注重情感探討又不失懸疑成分的作品,很推薦給想嘗試推理類型小說但又擔心太燒腦的讀友們。其實這本書才剛開始看沒十頁,我已淚流滿面,我想就是因為我同時是母親也是女兒,所以才能如此的有共鳴,更能同理書中的角色的處境,那種錯愕、悲傷、懊悔與痛苦的心情。
如果你也看了這本書,歡迎將你的感想留言給我,或是交換日文學習心得喔。
日文原文書適讀程度:建議N2以上。
日文原文書適讀程度:建議N2以上。
台灣另有中譯版本,由春天出版社所出版、王蘊潔翻譯。

學習筆記/勉強ノート
※筆記僅供學習交流使用,歡迎指正與討論 ※以下引用書中部分內容 【文法】
その話はするなとばかりに眉をひそめただけだ。 p.26
~とばかりに/~と言わんばかりに
意味:(実際にそうは言ってないけど)今にも〜と言い出しそうな、様子だ/行動をする。 中文意思:一副~的樣子。簡直就要說~。 接続:動詞・形容詞・名詞[普通形]+とばかりに/と言わんばかりに JLPT レベル:N1 文法
ただでさえ男の人は、自分が父親だ実感するのに時間がかかるっていうものね。 p.243
ただでさえ~[連語]
意味:通常の場合でさえ。そうでなくても。 中文意思:平時就~。本來就已經~(更不用說後者了)。 JLPT レベル:N1 文法
今さら言い訳を聞いたところで仕方がないと思ったのだろう。 p.257
~たところで
意味:いくら〜しても。 前件に来ることをいくら〜しても、期待する結果が得られないことを表す。 中文意思:即使~也~。 接続:V(タ形)+ ところで JLPT レベル:N1文法 【單字】
  • 反芻する(はんすうする):反覆回味。p.25 何度も思い出して考える。 繰り返し考え、よく味わうこと。 「先生の言葉を反芻する」
  • 触れる(ふれる):提到。p.45 あることを話題にする。言及する。 「食料問題に触れる」 「核心に触れる」
  • 図星(ずぼし):說中了。p51 人の指摘などが、まさにそのとおりであること。 「君の言ったことは図星だ」 → 図星を指す。「図星をされてうろたえる」
  • 堅苦しい(かたくるしい):拘謹、死板。p.52
  • 切り口(きりぐち):視角。p.52 「たぶん別の切り口をみつけなきゃいけないんだと思う」 →ケーキの切り口:蛋糕的橫切面。
  • 付き物:免不了。 「捜査に無駄は付き物です」
  • セールスマン:業務員、銷售員。
  • 既視感(きしかん):似曾相識、幻覺記憶。p.216 一度も見たことがないのに、すでにどこかで見たことがあるように感じられること。デジャビュ。
  • すんなり:順利、容易。p.219~220 物事が滞ることなく、なめらかに進むさま。 「交渉はすんなり(と)妥結(だけつ)した」
  • 的中する(てきちゅうする): 猜中、料中。p.227 予測・見当などがあたること。 「予感が的中する」
  • きっぱり:斷然、乾脆。p.239 態度をはっきりと決めるさま。 「きっぱり(と)あきらめる」 「きっぱり(と)した態度」
  • 瞬きする(まばたきする):眨眼。p.239 まぶたを閉じて、またすぐ開くこと。またたき。 「せわしく瞬きする」
  • 身に覚えがない(みにおぼえがない):不記得有做過。p.229
  • とぼける:裝傻、裝不知道。p.229 聞かれたことに対して、わざと知らないふりをする。しらばくれる。 「肝心の点になるととぼける」
  • 淀みない(よどみない):淘淘不絕。p.239 止まったり滞ったりすることがなく、滑らかに、順調に進行するさま、言葉に詰まることなく流暢に喋る様子などを指す表現。 類語: 流暢な ・ スラスラと言う ・ スムーズに言う。
  • 授かる(さずかる):領受、獲得。p.239 「やっと子供を授かって、とても嬉しいです。良い名前を付けてあげたい。」(我終於喜得寶寶,很開心。想給孩子起個好名字。)
  • 神妙な(しんみょうな): 「神妙な顔」は「普段とは違って、大人しい表情をしていること」という意味です。いつもとは違い真面目な様子をしている人に使いましょう。
  • 胸(むね)を撫(な)で下(お)ろ・す :安心、放心了。p.241 心配事が解決してほっすとする。安心する。 「娘の無事に胸を撫で下ろす」
  • 莫大な(ばくだいな):莫大。p.241 程度や数量がきわめて大きいさま。「被害は莫大だ」 「莫大な財産」
  • 船出(ふなで)p.242 新しい生活などを始めること。 「二人の晴れの船出」
  • 葛藤(かっとう):糾葛、內心沖突、糾結、拉扯。p.242 「親子の葛藤」 「義理と人情とのあいだで葛藤する」
  • 取(り)分け(とりわけ)p.242 特に。ことに。とりわけて。 「今年の夏は取り分け暑い」
  • ごまかす:瞞混過去、含糊帶過、敷衍。p243
  • 衰える(おとろえる):衰弱、衰退、衰敗。p.243 力や勢いなどが弱くなる。盛んでなくなる。衰弱(すいじゃく)する。 「記憶力が衰える」 「雨脚が衰える」 →雨脚(あまあし):雨勢 。 「文化が衰える」 「家が衰える」
  • ~無理ない=~のも無理もない不無道理、理所當然、難怪。p.243 言い換え:当然だろう、もっともだ。
  • 見縊る(みくびる):輕視、小看。 軽視(けいし) する。あなどる。見さげる。 「ずいぶん人をみくびったやり方だ」
  • 無念(むねん):遺憾。p.259 くやしいこと。また、そのさま。 「無念な結果に終わる」 「残念無念」
  • 弛む(たるむ):鬆弛、(精神)鬆懈。p.262 「ロープがたるむ」 「気持ちがたるんでるぞ」
  • (親子)関係がぎくしゃくする:溝通不順利、無法互相理解。p.263 仲良しでなくなる。仲が悪くなる。関係が気まずくなる。意思疎通がうまくいっていない感じをを指します。
  • 出鱈目(でたらめ):胡說八道、邏輯不通。p.267 根拠がないこと。いいかげんなこと。 「私が冗談やでたらめをいっているとは思わないで」
  • モザイク:馬賽克。p.271 「モザイクがかかった写真」(被打了馬賽克的照片) 「リアルタイムで顔にモザイクをかける」(即時的在臉上打馬賽克)
  • くらくら:眩暈。p.292
  • めっきり:(變化)顯著地。p.292 「会う頻度はめっきり減った」
  • 折り合い(おりあい):相處(的關係)。p.293 人と人との関係。仲。 「元々母と折り合いが悪く」
  • 粗相(そそう):疏忽、馬虎。差錯。 不注意や軽率さから過ちを犯すこと。また、その過ち。 「お客様に粗相のないように」
  • 口を利く[慣]:開口、說話 →ものを言う。話をする。 「あの人とは同じクラスですが、口を利いたことがありません」
  • 直に(じきに):立刻、馬上。p.294 もう少ししたら。もうすぐ。 「直に追いつくよ」 「もうすぐ」の方が柔らかい表現、「じきに」はあまり日常会話では使われないイメージがあります。 類語:まもなく・近いうちに・ほどなく・やがて。
  • 駄々っ子(だだっこ):愛耍任性的小孩。 p.29 →駄々をこねる:小孩在地上打滾鬧脾氣、小孩任性的樣子。 「子どもが駄々をこねたり、ワガママばかりを言ったりして、対応に困ってしまうことも多いでしょう。」
  • やむなく:不得已、無可奈何。p.295 類語:仕方なく。
  • そそくさ:匆匆忙忙、慌慌張張。p.295 落ち着かず、せわしなく振る舞うさま。あわただしいさま。 「そそくさ(と)帰る」
  • 無味乾燥(むみかんそう):枯燥無味。p.295 なんの面白みも味わいもないさま。「無味」は味がない、面白みがないこと。「乾燥」は物事に潤い(うるおい)や趣がないこと。 「無味乾燥な時間が流れていった」
  • レトルト食品:料理包。p.295
  • リアリティーのかけらもない:現実的な要素がほとんど無い。p297 →リアリティー: (reality)現實。 →かけら:碎片。
  • 真に受ける:信以為真、當真。p297
  • 道連れ(みちづれ):同行。
  • 心中(しんちゅう)を図る(はかる):同歸一盡。 同意しない相手を殺して自分も自殺すること。
  • 表向き(おもてむき):表現上。 内実とは違った、世間に対する名目。うわべ。表面上。副詞的にも用いる。「表向きの理由」 「表向き出張ということにしておく」
  • 無謀(むぼう):胡來、魯莽。p.325 結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。 「さすがにこの台風での配達(はいたつ)は無謀(むぼう)です。」(這種颱風還要送披薩實在是太亂來了) →さすがに 實在是、果然是。
  • レンズ付きフィルム:即可拍相機。p.330
  • 宙の一点を見つめる:地面から離れた所をじっと見ること。p.336 類語:じっと見る・凝視(ぎょうし)する・離れない見つめる。
困っている人を見たら、放っておけないたちだ。p.325
たち【▽質】: 生性、性格 生まれつきもっている性質や体質。資質。 「辛抱強い質だ」 「日焼けしやすい質」
ましてや相手は他人じゃない。家族なのだ。p.325
ましてや 前の場合でさえそうなのだから、この場合はもちろんそうだという気持ちを表す語。なおさら。当然。 「大人でも大変なのだから、まして子供には無理だ」
これで安定した生活を送れると安堵した頃のことだった。p.328
安堵する(あんどする):放心。 不安や心配が解消されて、ほっとすること。安心すること。 「胸をなで下ろす」とも表現する。
今さら復縁(ふくえん)を求めるのは虫のいい話だと思い。p.329
虫のいい(むしのいい):對自己方便(有利的事)。 身勝手で自分にばかり都合の良いさま。「虫がいい」と同義だが、主に「虫のいい話」などのように連体形で用いられる。
感極った顔をしていた。p.330
感極まる(かんきわまる):極為感動。 非常に感動する。 「感極って涙を流す」
克子は試合を終えて帰宅する脩平を途中で待ち伏せし、声をかけた。p.330
待ち伏せする(まちぶせする):埋伏。 不意を襲うために、めざす相手の来るのを隠れて待つ。
それらの壁に挑んででも、自分たちは子供がほしかったのだ、といった。p.335
挑む(いどむ):挑戰、對抗。
覚えているかぎり克明に話して聞かせた。p.335
克明な(こくめい):詳細地。 細かいところまで念を入れて手落ちのないこと。また、そのさま。

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