- 前言/前書き
- 無雷心得/ネタバレなし感想
- 結語/まとめ
- 學習筆記/勉強ノート
前言/前書き
剛考完日檢,卸下了“考生”身份的我,想要「気分転換」一下,於是暫時擺脫了準備考試的緊繃感,再度重回我閱讀日文小說的美好時光。在孩子寒假結束前夕,我已讀完了兩本日文小說。
《希望之線》是我看東野圭吾的第三本作品(上一本是祈念之樹,下一本預計是《流星之絆》),我覺得比起同期出版的《祈念之樹》更引人入勝,裡頭也有許多發人省思的議題。
享受閱讀樂趣的同時,也不忘增進日文能力,這次在書中也學了不少新單字和N1的文法,覺得收穫多多。
讀後心得/ネタバレなし感想
為了還沒看過這本書的讀者們,這裡就不透漏太多關鍵的內容和結局囉~。
簡單來說,《希望之線》是一本有關於親情和家庭的故事,講述的是父母與孩子之間牽絆,中間當然也穿插了殺人命案和警方辦案推理的橋段。隨著警方抽絲剝繭案情也逐漸明朗,但兇手出現之後真相卻依然沒有水落石出,這時又使我不禁佩服作者的寫作手法,總是牽動著讀者的心,讓人想繼續看下去,看似毫無相關到人物最後卻巧妙的串聯在一起。
隨著劇情前後鋪陳結局多少有猜到幾分,其中我最喜歡的是父女之間互動的改變,讓我覺得十分的感動。使我氣得牙癢癢的橋段也不少,好幾次都想大喊:「渣男退散!!!」。當然也有令我意想不到的部份,尤其是書中主線之一的刑警身世之謎,但老實說在得知整個事情的經過之後反而覺得有些牽強。
勇敢說出愛
這本書讓我重新思考了親情的定義。我也更加的體悟到,對孩子來說那些形式上的東西一點都不重要,孩子在乎的僅僅是父母的陪伴與最真摯的愛。我的兩個女兒都已經小學中年級,很快的她們也會進入所謂的青春期,我期許自己到時候能同理女兒們不安躁動的情緒,給予多一點包容,協助她們克服荷爾蒙波動最劇烈的時期。
不限親子,包括情侶、夫妻,學習將愛說出口適用於任何關係。這倒不是說要照三餐的把愛掛在嘴邊,而是讓對方有安全感。越接近結尾就越有感觸,因為缺乏良好的溝通也使得問題如同滾雪球般越滾越大,最終造成難以挽回的悲劇。我不時地在想,如果能夠事先了解到,應該將最真實的自己表現出來,不要製造懷疑給對方,並給予最堅定的愛和承諾,是不是就不至於發生這些憾事了呢?
面對失去
生離死別乃是人之常情,和摯愛的家人告別是每一個人總有一天都會遇到的人生課題。但,我還無法想像,說實話是害怕,真的好害怕那一天的到來,當事情發生時該怎麼面對自己的情緒,我完全沒有頭緒,也不曉得該從何準備起,只能任著時光流逝。
結語/まとめ
《希望之線》是一本既溫馨、注重情感探討又不失懸疑成分的作品,很推薦給想嘗試推理類型小說但又擔心太燒腦的讀友們。其實這本書才剛開始看沒十頁,我已淚流滿面,我想就是因為我同時是母親也是女兒,所以才能如此的有共鳴,更能同理書中的角色的處境,那種錯愕、悲傷、懊悔與痛苦的心情。
如果你也看了這本書,歡迎將你的感想留言給我,或是交換日文學習心得喔。
台灣另有中譯版本,由春天出版社所出版、王蘊潔翻譯。
學習筆記/勉強ノート
※筆記僅供學習交流使用,歡迎指正與討論
※以下引用書中部分內容
【文法】
その話はするなとばかりに眉をひそめただけだ。 p.26
~とばかりに/~と言わんばかりに
意味:(実際にそうは言ってないけど)今にも〜と言い出しそうな、様子だ/行動をする。
中文意思:一副~的樣子。簡直就要說~。
接続:動詞・形容詞・名詞[普通形]+とばかりに/と言わんばかりに
JLPT レベル:N1 文法
ただでさえ男の人は、自分が父親だ実感するのに時間がかかるっていうものね。 p.243
ただでさえ~[連語]
意味:通常の場合でさえ。そうでなくても。
中文意思:平時就~。本來就已經~(更不用說後者了)。
JLPT レベル:N1 文法
今さら言い訳を聞いたところで仕方がないと思ったのだろう。 p.257
~たところで
意味:いくら〜しても。
前件に来ることをいくら〜しても、期待する結果が得られないことを表す。
中文意思:即使~也~。 接続:V(タ形)+ ところで
JLPT レベル:N1文法
【單字】
- 反芻する(はんすうする):反覆回味。p.25
何度も思い出して考える。 繰り返し考え、よく味わうこと。
「先生の言葉を反芻する」
- 触れる(ふれる):提到。p.45 あることを話題にする。言及する。
「食料問題に触れる」 「核心に触れる」
- 図星(ずぼし):說中了。p51 人の指摘などが、まさにそのとおりであること。 「君の言ったことは図星だ」
→ 図星を指す。「図星をされてうろたえる」
- 堅苦しい(かたくるしい):拘謹、死板。p.52
- 切り口(きりぐち):視角。p.52
「たぶん別の切り口をみつけなきゃいけないんだと思う」
→ケーキの切り口:蛋糕的橫切面。
- 付き物:免不了。
「捜査に無駄は付き物です」
- セールスマン:業務員、銷售員。
- 既視感(きしかん):似曾相識、幻覺記憶。p.216
一度も見たことがないのに、すでにどこかで見たことがあるように感じられること。デジャビュ。
- すんなり:順利、容易。p.219~220
物事が滞ることなく、なめらかに進むさま。
「交渉はすんなり(と)妥結(だけつ)した」
- 的中する(てきちゅうする): 猜中、料中。p.227
予測・見当などがあたること。
「予感が的中する」
- きっぱり:斷然、乾脆。p.239 態度をはっきりと決めるさま。
「きっぱり(と)あきらめる」 「きっぱり(と)した態度」
- 瞬きする(まばたきする):眨眼。p.239
まぶたを閉じて、またすぐ開くこと。またたき。 「せわしく瞬きする」
- 身に覚えがない(みにおぼえがない):不記得有做過。p.229
- とぼける:裝傻、裝不知道。p.229 聞かれたことに対して、わざと知らないふりをする。しらばくれる。 「肝心の点になるととぼける」
- 淀みない(よどみない):淘淘不絕。p.239 止まったり滞ったりすることがなく、滑らかに、順調に進行するさま、言葉に詰まることなく流暢に喋る様子などを指す表現。 類語: 流暢な ・ スラスラと言う ・ スムーズに言う。
- 授かる(さずかる):領受、獲得。p.239 「やっと子供を授かって、とても嬉しいです。良い名前を付けてあげたい。」(我終於喜得寶寶,很開心。想給孩子起個好名字。)
- 神妙な(しんみょうな): 「神妙な顔」は「普段とは違って、大人しい表情をしていること」という意味です。いつもとは違い真面目な様子をしている人に使いましょう。
- 胸(むね)を撫(な)で下(お)ろ・す :安心、放心了。p.241 心配事が解決してほっすとする。安心する。 「娘の無事に胸を撫で下ろす」
- 莫大な(ばくだいな):莫大。p.241 程度や数量がきわめて大きいさま。「被害は莫大だ」 「莫大な財産」
- 船出(ふなで)p.242 新しい生活などを始めること。
「二人の晴れの船出」
- 葛藤(かっとう):糾葛、內心沖突、糾結、拉扯。p.242
「親子の葛藤」
「義理と人情とのあいだで葛藤する」
- 取(り)分け(とりわけ)p.242 特に。ことに。とりわけて。
「今年の夏は取り分け暑い」
- ごまかす:瞞混過去、含糊帶過、敷衍。p243
- 衰える(おとろえる):衰弱、衰退、衰敗。p.243
力や勢いなどが弱くなる。盛んでなくなる。衰弱(すいじゃく)する。
「記憶力が衰える」
「雨脚が衰える」 →雨脚(あまあし):雨勢 。
「文化が衰える」
「家が衰える」
- ~無理ない=~のも無理もない不無道理、理所當然、難怪。p.243
言い換え:当然だろう、もっともだ。
- 見縊る(みくびる):輕視、小看。 軽視(けいし) する。あなどる。見さげる。
「ずいぶん人をみくびったやり方だ」
- 無念(むねん):遺憾。p.259
くやしいこと。また、そのさま。
「無念な結果に終わる」
「残念無念」
- 弛む(たるむ):鬆弛、(精神)鬆懈。p.262
「ロープがたるむ」
「気持ちがたるんでるぞ」
- (親子)関係がぎくしゃくする:溝通不順利、無法互相理解。p.263
仲良しでなくなる。仲が悪くなる。関係が気まずくなる。意思疎通がうまくいっていない感じをを指します。
- 出鱈目(でたらめ):胡說八道、邏輯不通。p.267
根拠がないこと。いいかげんなこと。
「私が冗談やでたらめをいっているとは思わないで」
- モザイク:馬賽克。p.271
「モザイクがかかった写真」(被打了馬賽克的照片)
「リアルタイムで顔にモザイクをかける」(即時的在臉上打馬賽克)
- くらくら:眩暈。p.292
- めっきり:(變化)顯著地。p.292
「会う頻度はめっきり減った」
- 折り合い(おりあい):相處(的關係)。p.293
人と人との関係。仲。
「元々母と折り合いが悪く」
- 粗相(そそう):疏忽、馬虎。差錯。 不注意や軽率さから過ちを犯すこと。また、その過ち。
「お客様に粗相のないように」
- 口を利く[慣]:開口、說話 →ものを言う。話をする。
「あの人とは同じクラスですが、口を利いたことがありません」
- 直に(じきに):立刻、馬上。p.294 もう少ししたら。もうすぐ。
「直に追いつくよ」
「もうすぐ」の方が柔らかい表現、「じきに」はあまり日常会話では使われないイメージがあります。
類語:まもなく・近いうちに・ほどなく・やがて。
- 駄々っ子(だだっこ):愛耍任性的小孩。 p.29
→駄々をこねる:小孩在地上打滾鬧脾氣、小孩任性的樣子。
「子どもが駄々をこねたり、ワガママばかりを言ったりして、対応に困ってしまうことも多いでしょう。」
- やむなく:不得已、無可奈何。p.295 類語:仕方なく。
- そそくさ:匆匆忙忙、慌慌張張。p.295 落ち着かず、せわしなく振る舞うさま。あわただしいさま。 「そそくさ(と)帰る」
- 無味乾燥(むみかんそう):枯燥無味。p.295
なんの面白みも味わいもないさま。「無味」は味がない、面白みがないこと。「乾燥」は物事に潤い(うるおい)や趣がないこと。
「無味乾燥な時間が流れていった」
- レトルト食品:料理包。p.295
- リアリティーのかけらもない:現実的な要素がほとんど無い。p297
→リアリティー: (reality)現實。
→かけら:碎片。
- 真に受ける:信以為真、當真。p297
- 道連れ(みちづれ):同行。
- 心中(しんちゅう)を図る(はかる):同歸一盡。
同意しない相手を殺して自分も自殺すること。
- 表向き(おもてむき):表現上。
内実とは違った、世間に対する名目。うわべ。表面上。副詞的にも用いる。「表向きの理由」
「表向き出張ということにしておく」
- 無謀(むぼう):胡來、魯莽。p.325
結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。
「さすがにこの台風での配達(はいたつ)は無謀(むぼう)です。」(這種颱風還要送披薩實在是太亂來了)
→さすがに 實在是、果然是。
- レンズ付きフィルム:即可拍相機。p.330
- 宙の一点を見つめる:地面から離れた所をじっと見ること。p.336
類語:じっと見る・凝視(ぎょうし)する・離れない見つめる。
困っている人を見たら、放っておけないたちだ。p.325
たち【▽質】: 生性、性格 生まれつきもっている性質や体質。資質。
「辛抱強い質だ」
「日焼けしやすい質」
ましてや相手は他人じゃない。家族なのだ。p.325
ましてや 前の場合でさえそうなのだから、この場合はもちろんそうだという気持ちを表す語。なおさら。当然。
「大人でも大変なのだから、まして子供には無理だ」
これで安定した生活を送れると安堵した頃のことだった。p.328
安堵する(あんどする):放心。
不安や心配が解消されて、ほっとすること。安心すること。
「胸をなで下ろす」とも表現する。
今さら復縁(ふくえん)を求めるのは虫のいい話だと思い。p.329
虫のいい(むしのいい):對自己方便(有利的事)。
身勝手で自分にばかり都合の良いさま。「虫がいい」と同義だが、主に「虫のいい話」などのように連体形で用いられる。
感極った顔をしていた。p.330
感極まる(かんきわまる):極為感動。 非常に感動する。
「感極って涙を流す」
克子は試合を終えて帰宅する脩平を途中で待ち伏せし、声をかけた。p.330
待ち伏せする(まちぶせする):埋伏。
不意を襲うために、めざす相手の来るのを隠れて待つ。
それらの壁に挑んででも、自分たちは子供がほしかったのだ、といった。p.335
挑む(いどむ):挑戰、對抗。
覚えているかぎり克明に話して聞かせた。p.335
克明な(こくめい):詳細地。
細かいところまで念を入れて手落ちのないこと。また、そのさま。