ろまん燈籠(小說燈籠)
太宰治在戰時所寫下的溫暖小品之一。與一般人所知的風格完全不同,此時的太宰變身為暖男一枚,想為戰爭下的黑暗點亮一些光明,故取名為小說燈籠。故事敘述一家五個兄弟姊妹接力寫小說,一開頭人物介紹就相當精采,也是我最欣賞的部分。太宰個人有點碎碎念的寫作方式去穿插故事其中,讀起來格外有趣。
変調子というのではなく、案外そのような暮しかたのほうが正しいので、かえって私ども一般の家庭のほうこそ変調子になっているのかも知れないが、とにかく、入江の家の空気は、普通の家のそれとは少し違っているようである。
也不是說奇怪,可能這樣的生活方式才是正確的。 相反地,我們一般家庭也許是比較奇怪的。總之,入江家的氛圍,跟一般家庭是有點不一樣的。
私の愛着は、その作品に対してよりも、その作中の家族に対してのほうが強いのである。私は、あの家庭全体を好きであった。たしかに、実在の家庭であった。
比起對於這個作品的喜愛,還不如說是對這個家族的喜愛。我好喜歡那個家庭的全部,確實是真實存在的。
【単語】
1. 変調子(へんちょうし):與往常不同。
2. 愛着(あいちゃく):留戀;依依不捨。
3. 実在(じつざい):實際存在;實有其事。
如同他說的「我的善良是毫不斟酌地讓對方看到我的全貌」。看了這系列小品,是不是對太宰有不同的看法。