
amazarashi 2017 地方都市のメメント・モリ Album
<空洞空洞>/amazarashi
<空洞空洞>/amazarashi
作詞:秋田ひろむ
作曲:秋田ひろむ
編曲:amazarashi・Yoshiaki Dewa
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耳を塞いだって ざわめきは聞こえてくる 酸性雨で花は枯れた
明日咲くはずの花は枯れた
意味のないことばっかりだ 意味ばかり求めすぎるから
トンビは山に鳴いた もう帰れないと泣いた
掃き溜めみたい憧憬も 遠くからは見とれていた 憧れが駆け込み乗車
いたたまれなく頭を垂れた
絶望と君、隣り合わせ 自暴自棄とは背中合わせ がらんどうが乗り合わせ
乗り過ごしたんだ幸福を
空っぽな奴ほど詩を書きたがる ほんとそうだよな ほんとそうだよな
傷ついたなんて言わないぜ けど痛くないわけじゃないよ
優しい人なんていないぜ 武装解除しただけ 空洞空洞
僕らが野垂れ死んだって その頃には忘れるくせに
「信じてる」も「愛してる」も オーナメント巻いてる空洞空洞
何にもやる気が起きないよ やりたいことなんてないよ
反省なんかもうしないよ 責任なんてとらないよ
別れた人はもう忘れた でも忘れたこと忘れない 亡霊と僕ら生きてる
つまりは憑りつかれてたんだよ
送電鉄塔 原っぱで口ずさもう 夢にあふれた歌 夢にあふれた歌
死にたがらない奴らが 死にたがる奴らを迫害した
翌日の某コンビニで マシンガンは品切れ 空洞空洞
君の骨は拾えないぜ この命使い果たすまで
それを使命と呼ぶんだよ そんな訳ねえよ 空洞空洞
離れるものを留める術それすら持たない僕らは 泣き言ばっかを歌う
最近街でよく流れる流行歌 あれだってそう 誰だってそう
街はがらんどう 巨大な空洞
車道の側溝 自販機の横 笑みの喉元 君の足元
夢、希望も恨みつらみも 「君に会いたい」も「くたばれ」も
詰め込んだ火炎瓶で 世界ざまあみろ 空洞空洞
みんな死んだ焼野原で めでたしめでたしで終わり
そうだったらいいのにな なつかれちまった 空洞空洞
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即便摀住耳朵 喧囂仍不絕於耳 酸雨使花枯萎
本該在明天綻放的花枯萎了
淨是些無意義的事 都怪我太過執著追求意義本身
黑鳶在山中啼鳴 哭說再也回不去原本的地方
那團如垃圾堆般的憧憬 我在遠處看得入迷 受這份傾慕驅使在關門前衝進車廂
卻感到坐立難安便低下了頭
絕望與你,坐在一起 與自暴自棄更是背靠著背 空虛也剛好搭同班車
於是就這麼搭過頭錯過了幸福站
「愈是空虛的人愈是想寫詩」 這話不錯 的確如此
絕不承認自己受傷了 可那並不代表我不會痛
才沒有所謂待人溫柔的人 那都只是卸下武裝罷了 空洞空洞
就算我們橫死路邊 到那時也只會忘得一乾二淨
「相信你」也好「我愛你」也罷 只不過是纏上裝飾品的空洞空洞
對任何事都提不起勁 根本找不到想做的事
也不再願意試著反省 更別說要我擔起責任
忘掉與我道別的人們 但卻忘不掉我忘了他們 亡靈和我們一起活著
也就是說我們都被附身了
輸電鐵塔 一起在草原上哼唱吧 充滿夢想的歌 充滿夢想的歌
一些不想死的傢伙們 迫害那些想死的傢伙們
隔天的某間便利商店 機關槍銷售一空 空洞空洞
我可無法為你辦後事 直到我用盡這條生命為止
而那就叫做我的使命 才沒那種事呢 空洞空洞
我們找不到任何方法 能挽留那些即將離開的事物 於是不停唱著喪氣話
最近常在街上播放的流行歌曲 那個也是 任誰都是
街上空虛無比 猶如巨大的空洞
道路的側溝 自動販賣機旁 微笑時的喉嚨 你的腳下
夢想、希望、怨恨與痛苦也好 「好想你」和「去死吧」也罷
全都裝進這顆燃燒彈後 咒罵這世界活該死好 空洞空洞
無人生還的燎原烈火之中 以可喜可賀作為故事結尾
要是能那樣就好了呢 然而卻有人開始接納了我 空洞空洞
明明如果能那樣就好了呢 然而卻有人開始接納了我 空洞空洞