鼻-芥川龍之介
敘述寺廟裡的老和尚因鼻子太長一直很在意他人的看法,想盡辦法要讓鼻子看起來比較短。然而,當鼻子變短之後卻遭受到更多人嘲笑後,反而懷念起原來的長鼻子。理當和尚不應該對自己的外表這麼在意,想必這個老僧骨子裡還是一個凡夫俗子。一般來說,如果品格道德受到大眾的尊敬,就算身上有缺陷,大家給予的絕不是同情而是敬重。
以下是芥川在中段寫下的關於[旁觀者的利己主義] :
人間の心には互に矛盾した二つの感情がある。勿論、誰でも他人の不幸に同情しない者はない。所がその人がその不幸を、どうにかして切りぬける事が出来ると、今度はこっちで何となく物足りないような心もちがする。少し誇張して云えば、もう一度その人を、同じ不幸に陥れて見たいような気にさえなる。そうしていつの間にか、消極的ではあるが、ある敵意をその人に対して抱くような事になる。
人的心裡有兩種相互矛盾的感情。 當然,見人不幸無人不給予同情。 然而,當那人一旦設法擺脫不幸,不知怎麼地反而讓人覺得若有所失。 誇張一點來說,人們甚至會希望那人再次限於同樣的不幸。不知不覺地,人們雖非有意,卻對那個人懷有一種敵意。
【単語】
1. 矛盾(むじゅん)
2. どうにかして:無論如何。
3. 切り抜ける: 脫離, 擺脫。
4. 物足りない:感覺到有點欠缺。不夠完美。
5. 誇張(こちょう)
6. 陥れる(おとしいれる):使陷入。誘騙。
7. いつ間にか:不知不覺地
常覺得人性的黑暗面讓人沮喪不已。還好人的心中還有另一個光明面,常去接觸美好的人事物,意志堅定些或許較容易對抗心中那個蠢蠢欲動的小惡魔。