閉店が相次ぎ、存続が危ぶまれていた老舗ハンバーガーチェーンドムドムハンバーガーが、ここ数年でV字回復を遂げています。 復活を果たした戦略を取材しました。
相繼關店,面臨存亡之際的老字號漢堡連鎖DomDom漢堡,在近幾年出現 V 型反轉。我們對他們成功的戰略進行了採訪。
「すごいおいしい!」
昨日、ドムドムハンバーガーの店の前には多くの客の姿がありました。
「子供の頃、すごい食べてたなんか、懐かしいハンバーガーで。でも東京とか店舗すごい減っちゃって、最近全然食べられてなかったんだよね。」
「非常好吃!」
昨天,DomDom漢堡店前有許多的顧客的身影。
「從小就常吃,很懷念的漢堡。不過東京的店面少了很多,最近完全吃不到了。」
1970年に設立された、日本最古のハンバーガーチェーン、ドムドムハンバーガー。 90年代には全国各地の商業施設などに、およそ400店舗を展開していましたが。その後施設の閉店とともに店舗数が1/10以下にまで減少しました。
於1970年開幕,日本最早的漢堡連鎖店DomDom漢堡。90年代進駐全國各地的商業區,擴展約400間門市。然而之後持續關店,門市數減少到不到原先的十分之一。
長年赤字経営が続く中、2018年に社長に就任したのが 藤崎 忍さんです。39歳まで 専業主婦で、その後居酒屋の経営を経て入社したという異色の経歴の藤崎さん。
在連年虧損中,2018年就任社長的藤崎忍。有著獨特經歷的藤崎小姐,39歲前一直是全職主婦,然後由於經營居酒屋的經驗加入了公司。
かつての社内の様子について聞くと、
「社内の風通しが悪かったりとか、それとかなんでしょうかね。コミュニケーションが取りづらい。」
詢問了當時公司的狀況
「公司內部溝通不順暢可能是一個問題。溝通很困難。」
しかし、 藤崎社長の就任後、危機的な状況が一転。なんと3期連続で黒字を達成したのです。
「ファストフードであれば、 価格だとか、それからオペレーション作り方ですね。それとか、見た目、ルックス。それがまあある一定のラインからはみ出ちゃいけない部分があると思うんですけども、そういうの全く気にしないで、 商品開発していいですよというのが、私どものコンセプトかなと。あのみんな自由ですよ。」
然而,藤崎社長就任後,危機出現反轉。居然連續三個季度實現盈利。
「速食業就是價格、經營方式,然後還有外觀。雖然有一定的規則不能改變,但是我們的理念是完全不用太過在意,放心開發商品。大家都是自由的。」
自由な発想で、 商品の開発を行った結果、大ヒットとなった商品が:
脱皮したての殻の柔らかいカニを1匹丸ごとを使った、 丸ごとをカニバーガー。こうした独自の商品開発に加え、黒字化への要因となったのが。
自由發想開發商品,結果成為熱門商品的是:
使用一整隻剛脫皮軟殼蟹的全蟹漢堡。這樣的獨特商品,是轉虧為盈的主要原因。
「この中になってマスクの販売をしたんですね。スタッフにマスクを配布して、お客様にもお分けしようと思って。お分けしたのが、Twitterでバズって、ですね、それで 全国から販売してくださいという大きな声をいただいて、10日でECサイト立ち上げて、 販売を開始しました。」
在這過程中,也開始賣起口罩。配發了口罩給店員,也想分享讓客人知道。客人知道後在Twitter上貼文,然後從全國各地收到了希望能販售的建議,10天後開始在網路上架販售。
マスクのほか、マスコットキャラクタードどむぞうくんをあしらった、ぬいぐるみや帽子など、様々なグッズを展開。 SNSで話題となり、売り切れが続出し、今ではグッズ販売も経営の柱になっていると言います。
「めっちゃ可愛くて、会社に持ってたりとかしてたんですけど。」
口罩外,吉祥物どむぞう君的玩偶與帽子等各式各樣的商品。這些商品在社交平台上引起話題,常常銷售一空,現在商品販售也成為公司營運的支柱之一。
「非常可愛,我還帶去公司。」
黒字化を果たしたドムドムハンバーガー。次に、 藤崎社長が目指すのは:
「ここのあの商品が好きとか、この店員さんが好きとか、この見た目が好きとかいうような。お客様にとってのオンリーワンの店舗を増やしていきたいと思っています。」
實現盈利的DomDom漢堡,藤崎社長接下來的目標是:
「喜歡這邊的商品、或喜歡這邊的店員、喜歡外觀等。希望為顧客提供更多獨一無二的店鋪。」