【Comment】
Like newly emerging democratic countries, they inevitably face endless “revenge-revenge” loop before the true democracy rooted. Korea played the game. AIT Director Yang said it, too.
The point is, as Japanese media observe, Taiwan has no time for this game because she faces the strong and hungry China .
就像新興民主國家,總要經過冤冤相報的震盪,民主才能逐漸穩定,韓國就是這樣,AIT楊甦棣也這樣說。
問題是,日本媒體認為面對強大的中國,台灣實在沒有時間來繞遠路。
台灣政治韓國化,前總統的逮捕秀 ■產經新聞(2008.11.12)雲程譯
台灣的總統陳水扁在12日以詐領國務機要費與洗錢等嫌疑遭到逮捕。無逃亡之虞的總統被銬上手銬,這是反應朝野對立根深蒂固的政治秀。讓人不禁想起同類的民主化韓國,也發生過逮捕兩位前任總統的事情。但面臨中國統一攻勢的台灣應無暇忙於內部抗爭才是。
1990年代初期,筆者有幸在擔任台北市長的陳水扁家中訪問他。陳氏市民主進步黨年輕立法委員,才正要起步。疑遭受恐怖事件致使下半身不遂的吳淑珍,正好請氣功師進行治療,夫妻兩人一心一意回復健康。陳氏傾聽氣功師叮嚀的謙遜姿態,與選舉時的滔滔雄辯判若兩人。之後不滿10年,2000年5月他繼李登輝之後成為第二位本省人(日本統治時代以來的台灣住民與其子孫)總統。但是,政權開始時有80%的支持率,卻迅速降至30%。與議會多數黨的中國國民黨欠缺溝通,在野黨的抗爭無日不有。2004年總統大選前的槍擊事件受傷,獲得同情票,演出奇蹟式的逆轉。但是,第二任期中親友等相繼出現金錢醜聞,引起要求其退位的大規模抗議行動讓政情空轉。陳氏訴求台灣民族主義,引起中國反擊也與美日產生摩擦。從5月下旬卸任,不到半年的逮捕劇情,給人一種華人社會「打落水狗」的感覺。預料近日將逮捕夫人與子女。真相本應委由司法調查,8年兩任的總統,其本人與家屬至少該給予相對的紳士待遇吧!把陳氏銬上手銬不說,還可能遭受押解的警官的暴行對待。想是陳水扁政權下遭受冷落的親中派外省人(中國出身戰後渡海來台灣的住民及其子孫)勢力想要報復。但是此等行為,將讓台灣的民主政治倒退。必然加深朝野、本省與外省等根深蒂固的對抗。馬英九總統等外省人為中心的政權,只獲得20%的低支持率。因此,民進黨支持者認為這是「徹底追究前政權的醜聞轉移不滿,想拉抬聲勢。」此刺激本省人的台灣人意識,加速政局混亂。台灣民主的混亂,讓中國共產黨獨裁政權高興。韓國在1988年盧泰愚就任首屆民選總統,並向民主體制移轉,但接任的金泳三總統時代,將全斗煥與盧泰愚逮捕。繼任的金大中政權未實施報復,使民主政治紮根下來。與強大中國對峙的台灣,並沒有像韓國一樣走遠路的時間。【編輯委員:山本勳】
“韓国化”する台湾政治 前権力者の逮捕ショー ■產經新聞(2008.11.12)
台湾の陳水扁前総統が12日、総統府機密費横領やマネーロンダリング(資金洗浄)などの容疑で逮捕された。逃亡の恐 れもない前総統に手錠をかけるなど、与野党の根深い対立を反映した政治ショーの色合いも濃厚だ。一足先に民主化した韓国で、2人の大統領経験者が逮捕され た歴史を想起させる。しかし、中国の統一攻勢にさらされる台湾には島内抗争にかまけている余裕はないはずだ。
1990年代初頭、筆者はひょんなことから台北市内の陳水扁氏宅を訪ねたことがある。陳氏が民主進歩党の若手立法委員(国会議員)として、めきめき頭角をあらわしていたころだ。
テロの疑いのある事故で下半身不随になった妻の呉淑珍氏の治療のために著名気功師を招き、夫妻で一心に回復を念じているところだった。気功師の助言に謙虚に耳を傾けている姿は、選挙運動での激しい弁舌ぶりとは別人のようだった。
それから10年もたたない2000年5月、李登輝氏に続く2人目の本省人(日本統治時代からの台湾住民とその子孫)総統となった。しかし政権発足当初は80%近かった支持率は半年後には30%台に急落した。
議会多数派の中国国民党との意思疎通を欠き、与野党の抗争が日常化した。2004年の総統選では投票日直前の銃撃事件で負傷して同情票が集まり、奇跡的な逆転劇を演じた。
ところが2期目に入ったころから親族、家族など周辺の金銭スキャンダルが相次ぎ、退陣を求める大規模な抗議行動が長引いて政治が空転した。陳氏は求心力の低下を台湾ナショナリズムの鼓吹によってカバーしようとの動きを強め、中国の反発はもちろん日米との摩擦も強まった。
5月末の退任からわずか半年での逮捕劇には、「水に落ちた犬をたたく」華人社会の苛烈(かれつ)さを感じざるを得ない。近く夫人や子弟も逮捕されるもようだ。
真相の徹底究明は司法に委ねるとしても、総統職を2期8年続けた要人や家族に対しては相応の紳士的対応が必要だろう。陳氏は手錠をかけられたうえ、連行の際に警官から暴行を受けたと主張している。
陳水扁政権下で“冷や飯”を食わされた親中派外省人(中国大陸出身で戦後台湾に渡来した住民とその子孫)勢力の報復を思わせる。
しかしこうした行為、対応は台湾の民主政治をおとしめる。与野党(国民党対民進党)や、本省人対外省人の根深い対立を増幅することになりかねない。
馬英九総統ら外省人を中心に構成する現政権は20%台の低支持率にあえいでいる。このため「前政権のスキャンダルを徹底的に追及することで不満の矛先をかわし、政権の浮揚を図ろうとしている」(民進党関係者)との指摘もある。
これが本省人の台湾人意識を刺激し、政局の混迷を加速しかねない。台湾民主政治の混迷は、中国の共産党独裁政権を喜ばせることになる。
韓国は1988年に盧泰愚氏が初の民選大統領に就任して民主体制に移行したが、後任の金泳三大統領の時代に全斗煥、盧泰愚の元・前大統領が逮捕された。
その後任の金大中政権以降は政権交代に伴う報復はなくなり、民主政治が定着したようだ。強大化する中国と対峙(たいじ)する台湾には韓国のような回り道をしている時間はないはずだ。(編集委員 山本勲)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081112/chn0811122121009-c.htm