前一陣子,閱讀鶴見俊輔的《掙扎中的決斷:竹內好傳》(上海人民出版社,2025-1)的過程中,總覺得意猶未盡,重又把竹內好的著作拿出來,與其中提及的文章比較一下。今天,我選讀了竹內好《日本とアジア》(ちくま学芸文庫,2019年11月第12刷)中的「北一輝」,意外得知立野信之(1903-1971)這位奇特的作家。
接著,我順手上日本國會圖書館數位典藏網站查詢相關資料,因著作權的關係,立野信之可下載的作品甚少,但與其同時代作家對他的評述為數尚多,這為我的解讀提供了不少方便。或許,這就是以書引書的好處,專注於閱讀與寫作之外,又能享受思想史接龍遊戲般的樂趣。
立野信之簡歷:
旧制関東中学校を経て、20歳で市原郡五井町役場に就職するも、2年後に連隊に入営。除隊後の1928年、軍隊経験を元に書いた「標的になった彼奴」にてデビューする。当初はプロレタリア文学に傾倒しており反戦的な作品を発表していたが、1930年、治安維持法違反で検挙、翌年獄中で転向を表明した。終戦後の1952年、彼の代表作となる二・二六事件を題材にしたノンフィクション小説「叛乱」を発表。文壇活動としては日本ペンクラブの運営に深く関わり、幹事長、副会長などを歴任している。
代表作である「叛乱」は1953年に新国劇が舞台化し、1954年には新東宝が映画化、1964年には東映が「銃殺」のタイトルで映画化した。また、1956年出版の「明治大帝」が1962年に舞台化されている。