------------閱讀文章前,先來背個單字吧-------------一心に adv. 專心致志地、よじのぼる v. 手腳並用往上攀爬、うようよ adv. 密密麻麻爬動的樣子、せっせと adv. 不辭辛勞地、ぶら下る v. 眼看到手、独楽こま n. 陀螺、見る見る中に adv. 轉眼之間、まっさかさま adv. 倒栽蔥
ところがふと気がつきますと、蜘蛛の糸の下の方には、数限かずかぎりもない罪人たちが、自分ののぼった後をつけて、まるで蟻ありの行列のように、やはり上へ上へ一心によじのぼって来るではございませんか。犍陀多はこれを見ると、驚おどろいたのと恐しいのとで、暫しばらくはただ、莫迦はかのように大きな口を開あいたまま、眼めばかり動かしておりました。自分一人でさえ断きれそうな、この細い蜘蛛の糸が、どうしてあれだけの人数にんずの重みに堪たえる事が出来ましょう。もし万一まんいち途中とちゅうで断れたと致しましたら、折角せっかくここへまでのぼって来たこの肝腎かんじんな自分までも、元の地獄へ逆落さかおとしに落ちてしまわなければなりません。そんな事があったら、大変でございます。が、そういう中にも、罪人たちは何百となく何千となく、まっ暗な血の池の底から、うようよと這はい上って、細く光っている蜘蛛の糸を、一列になりながら、せっせとのぼって参ります。今の中うちにどうかしなければ、糸はまん中から二つに断れて、落ちてしまうのに違いありません。
そこで犍陀多は大きな声を出して、「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己おれのものだぞ。お前たちは一体誰に尋きいて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と喚わめきました。
その途端とたんでございます。今まで何ともなかった蜘蛛の糸が、急に犍陀多のぶら下っている所から、ぷつりと音を立てて断れました。ですから、犍陀多もたまりません。あっという間もなく風を切って、独楽こまのようにくるくるまわりながら、見る見る中に暗の底へ、まっさかさまに落ちてしまいました。後にはただ極楽の蜘蛛の糸が、きらきらと細く光りながら、月も星もない空の中途に、短く垂れているばかりでございます。
-----------------我的筆記-----------------讀到這段,我覺得最令人震驚的,不是蜘蛛絲斷掉,而是犍陀多看到其他人也在爬時,第一反應竟然是要趕走他們。他明明也是靠別人的慈悲才有機會得救,卻完全不想讓別人也得到同樣的機會。這讓我想到,有時人面對危機時只顧保護自己,甚至會忘記自己其實曾經也被幫助過。最後蜘蛛絲從他自己那段斷掉,好像也是對這種自私的回應。
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- 犍陀多看到其他罪人也在爬蜘蛛絲時,內心出現了什麼情緒?他為什麼要大聲叫他們下去?
- 蜘蛛絲為什麼會斷?你覺得是因為重量太重,還是有其他象徵性的原因?
-----------------中文翻譯-----------------
然而,正當他正高興時,忽然發現蜘蛛絲下方,竟然有數也數不清的罪人,正像螞蟻的隊伍一樣,一心一意地跟在他後面往上爬。犍陀多看到這情景,驚恐交加,一時間像呆了一樣張大嘴巴,眼睛動也不動。光是他一個人吊在這條蜘蛛絲上,就覺得快要斷了,這麼多罪人一起攀爬,這細細的絲怎麼可能承受得住?萬一在中途斷了,他這個好不容易爬到這裡、最關鍵的自己,也會整個摔回原來的地獄去。那可就太糟糕了。可是,那些罪人仍然一批批地、成百上千地,從黑暗的血池底部像蟲一樣爬上來,一列列緊抓著那條閃著光的蜘蛛絲,拼命地往上爬。如果現在不做點什麼,蜘蛛絲恐怕會從中間斷裂,所有人都會掉下去。
於是,犍陀多大聲喊道:「喂,你們這些罪人!這條蜘蛛絲是我一個人的!你們到底問過誰就敢往上爬?快下去!快給我下去!」
就在那一瞬間,一直都沒有異樣的蜘蛛絲,突然從他吊著的地方「啪」的一聲斷裂了。犍陀多來不及反應,瞬間就像被風捲走似的,身體像陀螺一樣不停旋轉著,眼看著就筆直地墜入了漆黑的地獄深處。
最後,空中只剩下一截閃著光的蜘蛛絲,在沒有月亮也沒有星星的天空中,孤零零地短短垂掛著。
※ 本文所引用的《蜘蛛の糸》原文已屬公有領域,中文翻譯與語感分析為作者自行編譯與撰寫,歡迎引用但請註明出處,也歡迎叮嚀指教喔!
----------続きは、次回の投稿にて。お楽しみに。----------