▎日本以前曾有過秋季入學
欧米の大学をモデルに設立された日本の大学は、大正10年ごろまでは秋入学でした。しかし、会計年度に合わせて入学時期を春に変更した経緯があります。秋入学はこれまで何度も検討されてきましたが、実現することはありませんでした。
過去以歐美的大學為範本設立的大學,在大概大正10年( 1921年)以前一直都是秋季入學,但後來為了配合會計年度的期間而改成春季入學。秋季入學這件事到目前為止已經被提出來討論過數次,但都沒有機會實現。
▎改成「9月入學」的聲浪增加
新型コロナウイルスの影響で全国9割の学校が臨時休校し、4月になっても新学期が始まらない中で、各地の知事から、学校の新学期のスタートを、4月から9月に変更するという声があがっています。
受到新冠肺炎影響,全國約9成的學校暫時停課,且到了四月仍未能開學,各地知事於是提出「將新學期從4月改成9月」這樣的構想。
▎9月入學的優缺點
⭕️ メリット(好處)
❶ 留学(留學)
海外では秋入学が主流で、世界標準となっています。日本の入学時期が9月になると、日本から海外へ留学しやすくなり、海外からの留学生も受け入れやすくなります。
海外其他國家皆以秋季開學為主流,調整成9月便能和國際接軌。從日本到國外留學、或接收國外留學生都會變得更加容易。
❷ 受験(考試)
9月入学になると受験の時期も夏になり、雪で交通機関が乱れて発生する受験トラブルも少なくなるので、受験が天気に左右されにくくなります。
調整成成9月開學的話,大考就會變成在夏天舉辦,因大雪造成交通混亂而引發的各種狀況將會減少,考試也能不再受天候因素左右。
❸ 教育(教育)
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、休校期間が長引いています。緊急事態宣言が延長されたり、一斉解除とはならなかった場合、学校の再開時期が日本各地でばらつき、学習の進み具合に差が出る懸念も。しかし、9月入学にすることで、そうした地域差の解消につながります。
受到新冠肺炎疫情擴大的影響,停課時間持續延長中。若是緊急事態宣言的期間被拉長、或者沒有全國統一解除的話,日本各地學校開學的時間點將會零零落落,學生的學習進度便有產生差距的疑慮。但若改成9月開學,或許就能消除這樣的地區差異。
❌ デメリット(壞處)
❶ 就職(就業)
今は4月入社が一般的で、学生も採用側もその前提で準備などをしています。特に公務員試験などは3月の卒業に合わせており、9月入学となれば調整が必要です。
目前一般的情況是4月份開始工作,因此學生和招募方都是以這樣的前提進行準備。尤其公務員等考試也是配合3月份的畢業時程,若改成9月則需要重新調整。
❷ 会計年度(會計年度)
国や地方自治体の会計年度は4月から3月で定着しており、9月入学となると会計年度との調整も必要となります。
國家和地方政府的會計年度固定在4月到3月,若改成9月則需要重新調整。
❸ 習慣(習慣)
卒業や入学は「春」というイメージがあります。特に、春といえば出会いと別れの季節であり、卒業ソングなども春や桜とからめた歌詞が多いです。そのような習慣がある中で、国民の理解を得られるのかとの指摘もあります。
畢業和入學都和「春天」的意象連結在一起。特別是說到春天,就會想到是相遇和分離的季節,畢業歌的歌詞也多和春天或櫻花相關。有人認為懷抱著此種風俗的國民或許不一定能夠接受。
▎各地知事的正反意見
29日に開かれた全国知事会では、「9月入学」が議題に。9月入学の導入を求める宮城県の村井知事は「おそらく賛成意見・反対意見いろいろあったと思いますけど、若干の文言の修正があったとしても、この趣旨を外さないような形で必ず残していただきたい。これを強く強く要望したい」と話しました。
在4月29日召開的全國知事會中「9月開學」被納入議題。持贊成意見的宮城縣知事說「支持和反對的意見應該很多,但即便有一些用語上的修正,我都非常非常強烈希望,能以不要脫離要旨的形式保留這項提議」。
一方で、反対意見も。愛媛県の中村知事は「性急な導入には反対」とする意見書を提出。その理由について「今は感染拡大阻止や医療体制の整備に集中すべき」「現役の学生や採用する企業にも大きな混乱や負担を招きかねない」などとしています。
但另一方面,愛媛縣知事以「反對躁進的導入」為由提出反對意見,認為「現在應該要集中精力在防止感染擴大及醫療制度的整備」、「可能給學生和準備招募的公司帶來極大的混亂和負擔」。
質問を受けた安倍首相は以下のように答えました。「子供たちや保護者はもとより、社会全体に大きな影響を及ぼすのだから慎重にという意見もあることは十分承知をしておりますが、これぐらい大きな変化がある中においては、前広にさまざまな選択肢を検討していきたいと考えております」。
而(每次有答跟沒答一樣的)安倍首相的意見是「小孩子和照顧者肯定不用說,此議題對社會全體都會造成極大影響,所以我非常清楚這需要慎重考量。但是面對如此巨大的變化,接下來我會盡早對各種方案進行評估」。
(🤔 所以??)
▎教育現場的老師的看法
有站在一線的老師認為這是個選項「新型コロナの影響でまともに学校がスタートできてないから、改めて9月からやり直すのもありかと思います」(受到新冠肺炎影響,學校沒辦法好好地開始,9月再從頭來過或許是可行的)。
也有老師覺得怎樣都好,只希望早點結束這種混亂的情況「初年度の受験生は絶対教育格差が出てしまう。とにかく現場の立場としては早く決めてくれ。従うから、宙ぶらりんの状態だけはやめてほしい」(施行第一年的考生一定會出現教育落差。不過站在第一線的立場總之就是早點給我做決定!反正我們就是照辦。只希望能解決現在這種不上不下的狀況)。
▎民眾的聲音
關於民眾對於改成9月開學的意見,根據一項問卷調查結果顯示,「贊成」佔57.8%、「沒意見」佔28.1%、「反對」佔14.1。(
https://www.kahoku.co.jp/tohokun…/202005/20200503_73008.html)
其中贊成的理由是「9月開始で必要な授業時間を確保できる」
(9月開學能確保必要的上課時數)、「何度も休校を延長するより児童生徒が精神的に安定する」
(與其多次延長停課時間,這樣能讓小孩子的精神安定一點)、「インフルエンザにかかりながら入試を受ける子どもが毎年いる」
(每年冬天舉行大考都有染上流感一邊參加考試的小孩(改成9月就不會有這個問題了))。
反對的人則認為「秋に感染が終息するとは言い切れない」
(現在還說不準疫情到秋天到底會不會平息)、「勉強の足並みをそろえる理由で提案されたが、大学受験を控えて毎日勉強してきた努力が台無しになる」
(雖說是為了調整大家學習的步調,但我們為了大學考試一直以來的努力卻好像白白浪費了)、「卒業時期がずれると就職活動に影響が出てしまう」
(畢業時間被拖延的話會對找工作造成影響)。
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身為外國人當然是覺得變成九月大家都比較方便啦😅😆