女生徒(じょせいと)- 太宰治以女性視角,獨白方式去創作的短篇。
敘述14歲少女一天多變的感觸及矛盾心境。就如大多青春期的孩子,沒自信、厭世、煩躁討厭大人的敷衍及庸俗,此時的自己卻又對未來膽怯且相當迷惘不安。太宰治作品在台灣很受高中生喜歡,我想原因可能是因為這麼赤裸裸地將自己頹廢人生展現在世人面前,這麼地坦然,需要多大的勇氣。也可能覺得作者跟自己一樣不被世人了解,而產生強烈共鳴吧~
眼鏡をとって、遠くを見るのが好きだ。全体がかすんで、夢のように、覗き絵みたいに、すばらしい。汚ないものなんて、何も見えない。
我喜歡摘掉眼鏡眺望遠處,整個世界變得朦朧,恍如夢境如萬花筒一般,感覺很棒。什麼髒污都看不到。
眼鏡をはずしている時は、決して人と喧嘩をしようなんて思わないし、悪口も言いたくない。ただ、黙って、ポカンとしているだけ。そうして、そんな時の私は、人にもおひとよしに見えるだろうと思えば、なおのこと、私は、ポカンと安心して、甘えたくなって、心も、たいへんやさしくなるのだ。
摘下眼鏡時,我絕對不會想要和其他人發生爭執,也不會口出惡言,只會默默地、茫然地發著呆。那個時候的我,總覺得每個人都看起來很良善,就更加安於發呆,想要撒嬌,心情也變得溫和許多。
【単語】
1. 霞む(かすむ):朦朧;模糊不清。
2. 覗き絵(のぞきえ):萬花筒。
3. ポカンと:發呆;恍惚。
4. お人好し(おひとよし):忠厚老實人;好好先生。
5. 尚の事(なおのこと):さらに;一層。
6. 甘える(あまえる):撒嬌。
大多數人年少時期應該都有這段 -別人口中的叛逆期、自己自嘲的黑歷史吧!