Q:請問以下句子中的「せん」是什麼用法,我查遍了辭典都查不到。
彼の動きを制止せんばかりに、一目きつく睨む。
A:這裡的「せ」是「する」(古語的形態為「す」)的「未然形」。這是古語的殘留,常出現在「せずに(=しないで)」「せねばならぬ(=しなければならない)」「せざるをえない(=しないわけにはいかない)」等句型當中。
而「ん」也是古語的殘留,常見的形式有兩種,一種是推量意志助動詞「む」的變化音,原先是「む」,後來變化為「ん」,而現代語當中則是使用「う/よう」的形式。
例如:行かむ=行かん=行こう/忘れむ=忘れん=忘れよう/勉強せむ=勉強せん=勉強しよう
另外一種「ん」,則是否定助動詞「ぬ」的變音。像是「すみません」在古語當中的形態是「すみませぬ」,而現代語當中則是使用「すみません」。
用例:言わぬ=言わん=言わない/いけぬ=いけん=行けない/勉強せぬ=勉強せん=勉強しない
至於,「んばかりに」則應該是「ぬばかりに」的變音。但是,這裡值得玩味的是,這個「ん」是完了助動詞「ぬ」的變音,而不是否定助動詞「ぬ」的變音。而雖然是完了助動詞,但它的接續卻比照否定助動詞來接續。
否定的「ぬ」→泣かぬ=泣かん=泣かない=不哭
完了的「ぬ」→泣きぬ=泣いた=哭了
照道理來說,只有否定助動詞的「ぬ」會變音成「ん」,完了助動詞的「ぬ」不會。因此「ぬばかりに」變音成「んばかりに」之後只能照否定助動詞來變化,這是否也是一種誤用之後的約定成俗呢?
「言わぬばかり」照道理來說應該是「言ひぬばかりに(=言いそうなほどに)」才對,意思是「一副就快要說出來的樣子」。
當然這種接續上的不同僅限於第一類的五段動詞,二三類動詞接續都是一樣的。
覚えぬ=覚えん=覚えない
覚えぬ=覚えた
勉強せぬ=勉強せん=勉強しない
勉強せぬ=勉強した
最後,因為這是古語的形式,而且又經過變音及誤用,因此一般的辭典上是查不到用法的。
制止せぬばかりに=制止せんばかりに=制止しそうなほどに=一副就快要去制止的樣子
彼の動きを制止せんばかりに、一目きつく睨む。我像是要制止他動作似地,很嚴厲地瞪了他一眼。
結尾順便整理一下「んばかり」的句型。
妹は泣き出さんばかりの表情でこちらを見ている。妹妹一臉快哭出來的樣子看著這邊。
彼女はまずいと言わんばかりの顔をして納豆を食べている。她看起來像是在說很難吃的樣子吃著納豆。
演奏が終わると、割れんばかりの拍手が沸き上がった。演奏一結束,就立刻響起一陣震耳欲聾的掌聲。
ひまわりは畑に溢れんばかりに咲き乱れている。向日葵在田裡滿溢地盛開著。
合格の知らせを受けた学生は、今にも飛び上がらんばかりに喜んだ。接到合格通知的學生,眼看就要跳起來似地高興得不得了。
ガンで一人息子に死なれた母親は発狂せんばかりに泣き叫んだ。因癌症而死去獨生子的母親就像快發狂似地大哭大叫。
戦争で愛する家族を失い、胸が張り裂けんばかりだった。在戰爭中失去了摯愛的家人,讓人悲痛得胸口欲裂。
20年ぶりに姉と再会し、涙が今にもこぼれんばかりだった。20年之後與姊姊再度重逢,淚盈滿眶就快要流下來了。
參考
宇治拾遺物語 2-5 用経(もちつね)、荒巻(あらまき)の事
「この荒巻をば惜しと思さば、おいらかに取り給ひてはあらで、かかる事し出で給へる」と“泣きぬばかりに”恨みののしる事限りなし。
現代文翻譯:「荒巻の鯛を渡すのが惜しかったなら、最初に言ってくれ! こんな真似をしやがって!」と“泣きべそをかいて(=泣きそうなほどに)”恨み罵りまくった。
中文翻譯:我欲哭無淚恨恨地大罵:「你如果不捨得把稻草包的鯛魚給我,一開始就說清楚嘛!何必搞這種小把戲!」
PS:圖檔取自「pixabay」網站。